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邂逅と公園と




   11   邂逅と公園と



「うーん………。ここも特に何も手がかりっていうか、大した話は聴けなかったなあ………。」

 探偵助手であるアタシは、放課後、普段なら青春を謳歌している時間帯に、いそいそと、お仕事に励んでいる。

 アタシのボス、アラッチこと荒井総二が言うには、

「君はこれからボヤ騒ぎのあった周辺住民に聞き込みをしたまえ!どんな小さな事でもいい、特に〈噂〉を集めろ!なんかオカルトっぽい〈噂〉だ!むしろ、そっちだ。純然たる事実でなく曖昧模糊としたオカルトじみた〈噂〉を集めたまえ!」

 とのことで、アタシは、いやいやながらも(と言っても、まあ、その、アラッチに借金という大きな借りがあるのは事実で………。その借金返済の引き換えとして、探偵助手として働かないといけないんだけどね………。)

 アタシは今、アラッチから渡された〈ボヤ騒ぎが起こった場所〉をマークした地図のデータをスマホで見ながら虱潰しにその場所にあたっている。

 ってか、すごい数なんだよなあ………。アラッチから調査費を貰っているとはいえ、バスに乗って、徒歩で行くってのもなんというかめんどい。歩くのめんどい。

 でもその割には事件現場は全部徒歩圏内っていうか、一つの町に集中しているというか、アタシみたいなか弱い体力の乙女でも徒歩で回れる範囲に収まってる。これは不思議だなあ。なんか意味でもあるのかな?でもこれはアラッチも気づいてて色々考えてるだろうし、アタシは考えなくていいや。めんどいし。

 そういえば、アラッチからもらった〈ボヤ騒ぎが起こった場所メモ地図〉は、アラッチが厳選した場所に絞り込んでいるみたい。アラッチが言うには、

「オマエがこれからあたっていく場所は、〈炎が立ち上がる目撃証言があったにも関わらず、実際には何も燃えた形跡がなかったっていうそういう不思議案件〉に絞ってある。そこでなんか〈オカルト的な噂〉を拾って来い。」

 だ、そうなんだけど………。大して成果がなあ………。

 まあ今のところ十二箇所回ったんだけど、まあ何処の現場の近所の人に聞いても、返ってくる答えはだいたい同じで新しいものが今ひとつ無い。

 その、かえってくる答えってのは決まって、

 〈その炎は、緑色の炎だった。〉

 っていうことなんだよね。

 緑色の炎ねえ………。普通の炎の色じゃないよなあ………確かに変というか、アラッチの言う〈オカルトっぽい噂話〉に該当するのかもしれないけど、今ひとつ弱いよなあ………。折角、学校で皆に捜査協力依頼を頼んだ時に、

「大成果上げて、アラッチの鼻を明かして、生活費の詳細や、アタシの助手としての仕事の意味とか、色々今まで気になってたこと聞いちゃうんだからね!あと昇給と特別ボーナスも要求だッ!」

 って息巻いたのはいいんだけど、この情報だけじゃどうにも、アラッチに鼻で笑われそうな気がする………。うう………。

 と、ここで、アタシは、秘密兵器を取り出す。スマホをポチポチっとな。表示されたのはカナちゃんからのメール。内容は最新の放火事件現場の住所だ。

 フルネームは天音佳奈。カナちゃんは名護屋自治警の公安部の人。アオイさんがカナちゃんのボスで、カナちゃんはそこで、准警察官っていう肩書で働いているの。

 准警察官ってなんなのかよくわかってないけど、まあ派遣社員みたいなものかな?わかんないけど。

 で、そんなカナちゃんは私の大親友。色々あって仲良くなったんだけど、頼れるお姉さんって感じなんだけど、どこかぽわぽわしてて気さくで、一緒にいると楽しいんだ。

 アタシは今回、事件の捜査をするにあたって、カナちゃんを頼ることにした。だって、アラッチのくれた情報だけで何かをするだけだったら、子どもの使いみたいなもんで、アラッチの鼻をあかすなんてことはできないじゃない?

 だからアタシは、アラッチ以外にこの事件に関わっていて、なおかつ捜査している人から情報をリークしてもらって、そのネタからアラッチの鼻をあかせるような情報を得られるようにと考えたわけ。

 まあカナちゃんに最初に「情報オナシャス!」って言った時には、「………いや、流石にそれは………。香里ちゃんになんかあったら、だし。」って言ってたんだけど、私の必死のお願いが功を奏して、なんとか、

「仕方ないなあ………じゃあ、一回だけだよ?」

 と言ってもらって、今に至っているわけです。アリガト、カナちゃん。

 で、早速その「一回こっきり」の最新事件現場がメールされてきたので、アタシはそこに向うことにした。


     ◆


(ホントは巻き込みたくないけど、まあ、下手に暴走されるよりはマシでしょ。どうせ直ぐに現場の警官と統警のやつらにあしらわれるだけだろうし。それで、捜査を諦めてくれたらいいんだけども………。)

 統合警備保障の〈紫煙〉が拠点にしている分署に向かう車の助手席で、天音佳奈は、最新の事件発生現場、それも実際に物が燃えたケースの事件現場の住所を三上香里にメールしていた。笹中透から仕入れた速報であった。

 ふうと息をつく。と、

「なんだ?恋わずらいか?」

 と、湊葵が少しニヤつきながら言った。

「まさかぁ〜。ってか、アオイさん。冗談も結構言うようになりましたね?」

「そ、そうか?まあ、そのなんだ、私もあまり固い固いと言われているから、どうにかフランクさを獲得しないとと思ってだな………。」

 そう言うと、湊葵は、動揺してステリングをグイグイと左右に降った。車がギャギャっとフラつき、不安定になったが、直ぐに持ち直した。

「ああー………。んんん。」

 湊葵は咳払いをして続ける。

「やっぱり私には冗談というか軽口が似合わないのかもな………。」

「いや、そんなことないですよー。可愛いじゃあないですかあ。」

「可愛い………?いや、そういうのが目的ではないんだが………ううむ………。」

 その後も、ひたすら悩み続ける湊葵と、その様子を見てニヤつく天音佳奈であった。


     ◆


「さーて、ここかあ、ってか人、多!」

 アタシは、カナちゃんに教えてもらった最新事件現場に到着した。それにしても野次馬がすごい。

 まあそうだよね、実際に炎が燃えたボヤ騒ぎというか放火事件だしね。警察の人も統警ぽい警備員の人もうじゃうじゃいる。野次馬も勿論、ね。

 アタシはなんとか野次馬の波をかき分けて、規制線が張られている最前列まで行った。けれど、殆ど何も見えなかった。まあそりゃそうか、外から簡単に見えるところで放火なんてしないよね、犯人の心理っていうか、そういうのを考えたらっていう。

 しばらくぼーっと眺めてると、いかつい警察の人だか警備員の人だかが来て、

「さあ、下がって下がって。」

 と、言って、私達野次馬を追いやる。うわああ、押さなくてもいいじゃん………。

 と、目の端に、不思議な光景が見えた。規制線の最前にいるのに、さっきから全然注意されてない人たちが居た。男と女の二人連れ。なんだろう?すごく気になる………。

 アタシは気になって、思わず声を掛けた。女の人のほうにだ。

「あ、あのう!」

 すると、女の人はとてもびっくりした様子でこちらを振り向いた。いや、そんなにびっくりしなくても………。そりゃ、いきなり見ず知らずの他人に声をかけられたと言ってもそこまでリアクションしなくてもってくらい眼をまんまるに見開いてこっちをみた。そして言う。

「どうして………私に声をかけたの?」

「えっ?あっ、いや、その、なんか気になって。」

 だってさっきから全然警察の人に追い返されてないし。不思議だもん。

「………そう………。」

 その女の人はそう言ったまま黙りこくった。女の人っていうか、なんか私と同じくらいの歳っぽいけども。しばらく沈黙が私とその女の人の間に流れると、

「ヒナ。」

 という言葉が、その女の人の連れの男の人からかけられた。すると、その〈ヒナ〉さんは、(多分名前だよね?)

「あの、特に何もなかったらこれで失礼したいのだけど………?」

 と言った。いやいや、なんか逃したらいけない気がする。なんか不思議な感じだし、アラッチの言う〈オカルトっぽい不思議っぽい噂話〉とか聞けそうな気がする!そんな不思議な雰囲気の子に見えたから、私は、

「あっ、あの、アタシ、この事件のこと調べてて、えっと、三上香里っていいます。えと、その」

「探偵さんなの?見たところ女子高生の制服姿だけど?」

「ああ、えっと私は探偵助手をしていて、その〈荒井探偵事務所〉っていうところで働いてるんですけど」

 と言うと、さっきの連れの男の人が、

「アライ………?」

 と、言って、視線をこちらに向けてきた。結構な怖い目つきだったので、私は、テンパッて、

「いっ、いや、怪しいものではなくて、その、ちゃんとした探偵事務所で!えっと、カナちゃん………じゃなくて、アオイさんっていう自治警の警視さんからも依頼を受けてて………」

 って言ったら、今度はヒナって呼ばれた女の人が、

「カナちゃん………?」

 って言って、私の顔をまじまじと見つめてきた。

「や、あのえっと、その………」

 アタシが狼狽していると、男の人が、

「………ちょっと、場所を移そうか。多分お互いに聞きたいことがあると思う。ここじゃなんだしね。近くに公園がある。そこでちょっとお話できないかな?」

 と言った。

 ヒナと呼ばれた子も。コクリと頷いて私を見てきた。

 なんかちょっと怖いけど………うーん………。アタシも情報がほしいし………ええいままよ!

 と、言うわけで私達は、近くの公園で、少し話をすることになった。


     ………


「じゃ、ちょっとまってて、近くの自販機で飲み物を買ってくるから。」

 そう言って、男の人ーーー名前はニシジマさんって言ってたーーーは、私とヒナさんを公園の東屋に置いて、飲み物を買いに行った。こんなところに公園があるんだなー。まあアタシはこのへんの出身じゃあないから知らないのは当然なんだけど、それにしてもなんか目立たない場所にある公園だなあ。

 またそのくせに、東屋がなんていうか、面白い形というか、五角形のベースに五つの柱。屋根は円錐。そして頂点にはお星様が飾ってある。なんか星をイメージした感じなのかな?って、そういえば、さっき公園に入る時に見た名前は〈星空公園〉だったなあ。そういうテーマで作られた公園なんだろう。

 ま、そんなことはいいか。アタシはニシジマさんの後ろ姿をぼーっと見届ける。なんだか頭と肩を上下させて、ひょこひょこ歩いてるのが印象的だった。

 そんなアタシの様子に気づいたのか、ヒナさんが、

「あれ、おかしいでしょ?昔からの癖なんだって。」

「へえ、そうなんだ。変わった癖だね。」

「なんか、子供の頃の友達の癖を真似してたら、いつの間にか自分の癖になっちゃったとか言っててね。変な話だよね?」

 ヒナさんはそう言うと、クスクスと笑い出した。可愛かった。アタシも釣られて笑う。

 と、ひとしきり笑った後、ヒナさんが聞いてきた。

「あの………、さっき、〈カナちゃん〉って言ってましたよね?しかも自治警の人?」

「えっ、ああ、はい。カナちゃんは名護屋自治警の准警察官で、アタシの友達なんですけど、それが何か?」

「よければ、フルネームを。」

「天音。天音佳奈さんだよ。」

 アタシがそう言うと、ヒナさんは「アマネ………カナ………そうか………やっぱり………」とぶつぶつ独り事を言い出したのだけど、よく聞こえなかった。アタシは、聞く。

「もしかして、カナちゃんの知り合い?お友達?」

 そう聞くと、ヒナさんはそっとまぶたを閉じてから目線を空に向けた。そして、言う。

「まあ………人違いでなければ………。ううん。多分人違い。たまたま名前が同じだけなんじゃあないかな。」

「そっか………。」

 その、言葉の奥底に色んな気持ちを感じた。でも触れてほしくないみたいだ。アタシも釣られて空を見る。雨雲が近づいてきているようで、だんだんと雨の降る直前の匂いがしてきた。冷たい風も吹いてきた。

 多分だけど、ヒナさんと佳奈ちゃんは友達だ。でも、ヒナさんはそのことについて、あまり語りたくないみたい。触れてほしくないっていうか、なんか複雑な事情でも抱えているのかな………?でも、やっぱりなんか気になったので、なんかアタシは、カナちゃんとヒナさんの橋渡しになれないかと思って、

「あの、メアドとか電話番号とか交換しましょうか?」

 って聞いた。すると、ヒナさんは、

「あの、私、スマホとかケータイとか今持ってなくて………。ごめんなさい。」

 と言って頭を下げた。アタシは、

「あ、そうなんだ。じゃあアタシのメアドと電話番号だけでも」

 と言って、ノートの切れ端に、自分のメアドと電話番号を書いて渡した。

 と、そこに、ニシジマさんが戻ってきて、

「香里さん。ゴメン。僕らはちょっと急用ができて直ぐにここを出ないといけなくなってしまった。色々話したかったんだけど、済まない。」

 そう言って、私に、缶ジュースを渡して、それからヒナさんの手を引いて、東屋から出た。

 ちょうど同時に雨が降ってきた。さあっとした霧雨のような雨。ヒナさん達が傘を開く。ヒナさんの傘は真っ赤でとても印象的だった。

 と、最後に一つだけ聞いてみる。ニシジマさんに、だ。

「ニシジマさん。アラッチ………もとい、荒井総二とお知り合いなんですか?よければ、連絡先を教えますけど?」

「いや、それには及ばない。ありがとう。多分彼とはいずれ会うことになるからね。」

 そんな意味深なことを言って去っていった。

 でも、意味深どころかイミフでわけがわかんないな………。ってか、アタシ、なんも聴けてないし………なんか放火事件について知ってそうな雰囲気はしたんだけどなあ………うーん………。ま、いっか。

 得られるものは特になかったけど、まあ、そういうこともあるさ。

 東屋から二人の後ろ姿を見送る。なんだかとても風景に溶け込んでいて、不思議な感覚。まるで空気みたいな存在だ。

(だから、事件現場でも誰も特に気に留めてなかったのかな?あのわたしは二人のこと)

 アタシはそんなことを考えながら傘を開き、帰路についた。


     ◆


「おう、俺だ。どうだ、ミカミ・カオリの動きは?」

 亜黒清志郎は、三上香里の動向を部下に監視させていた。荒井総二と同じく、三上香里も亜黒清志郎の、〈紫煙〉の監視対象であるのだ。

(荒井もそうだが、香里ちんも血筋的にはコッチ側の世界の人間だしネ。なにか引っかかることがあるかもしれないしな。俺が追っている〈奴〉の情報とかな………。)

 そんな期待をしつつ、亜黒清志郎は部下からの報告を聞き、電話を切った。

(三上香里は荒井総二の指示に従って〈オカルティックな噂〉を集めているってか。まあこのあたりはいつもどおりというか、あいつが楽な論理構築で〈摂理の鍵〉を発動させたいっていう気持ちの現われか。ってかあいつ、香里ちんをコッチ側の世界に引き入れたいのか阻止したいのかわけわからんな………。まあ、いずれ、遅かれ早かれ香里ちんもコッチ側に来ちゃうって予想のもと、慣らさせているって感じなんだろうけどもネ。ちょっちヒヤヒヤするわ。)

 そんなことを考えながら、呟く。

「しかし、公園の東屋で〈一人〉でボーっとしてたとなあ。あの辺、入り組んでてアノ公園がある事を知っているやつなんて地元の人しかおらんのに、よく見つけたもんだ。そういや、あれは、アマネ・カナを排出した研究機関の近くでもあったな………まあ偶然か。ってか迷ってあそこに辿り着いたとかだったりしてな。まあカオリちんらしいわ」

 そう言って、亜黒清志郎は煙草に火をつけた。


     ◆


「あぶなかったな。やはり、あまり君から離れると、ステルス能力が低下するようだ。」

「感じたの?」

「ああ、僕はコレでも〈天然物の嘘憑き〉なんでね。感知型の能力者の能力使用とその網には大分気づける。」

「じゃあ私が居なくても大丈夫じゃないの?」

「いやいや、流石にそうは行かないさ。向こうもプロだしね。しかも〈ルーマー〉だけでなく〈紫煙〉もいるんだ。数日行方をくらますくらいならひとりでできるだろうけども、こう、数週間となると話は別だ。君が必要なんだ。」

「そう………私が必要………。」

 そう四条雛はつぶやくと、俯き、何度も「私が必要」と心のなかで繰り返した。しばらくそれを繰り返した後、西島明に問う。

「ねえ?じゃあなんで、そんなリスクを負ってまで私から離れたの?」

「だってあの公園は、君の想い出の場所なんだろ?アマネ・カナとの。そしてミカミさんはその友人だったわけだろ?じゃあ、僕がいちゃあ邪魔だってわけさ。」

「なにそれ。ガールズトークでも促したかったわけ?」

 クスリと笑う。

「まあ、そんなところかな。僕にも想い出の場所があるからね。そのためにはコーイチに会わないといけないんだけども………。」

 そう言うと、西島明は黙りこくった。と、四条雛が言う。

「私達がこの街に潜伏していることがわかった時点で、確実にコーイチさんもマークされてるでしょうしね。多分カオリさんも。」

「そうなんだ。監視対象として重要度がコーイチより低いミカミさんですら、君から少し離れたら〈ステルス〉の能力が減じてしまって、危うく見つかるところだった。コーイチに近づくにはやはり………。」

 そう言って、一呼吸置いて言う。

「ーーー荒井総二。彼の〈摂理の鍵〉を発動させて、何もかも終わった後じゃあないと。」

「でも………それだとコーイチさんは、あなたのことを………」

「それでもいいんだ。これは、僕が自分の子供時代にサヨナラを言うための儀式なんだ。勝手なね………。それにこのままでは、コーイチは僕の励起された残留思念に半ば取り憑かれる形になるだろう。放火事件も………僕の残留思念のせいだ。食材も込めて僕は……」

 二人は雑踏の中を歩いて行く。ひょこひょこ歩きの男と、真っ赤な傘をさした少女。目立つ存在であるのに、その存在感はひどく薄く、雑踏のその他大勢の群衆の灰色の風景に溶け込んでいった。


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