表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/5

金髪パニック

そんなこんなで教室に向っている僕。僕は3組に配属されていたので、一番奥の教室である。


そういえば3組の名簿のところに空崎璃々亜という名前を見つけたのだが、どんな子だろうか?名前からして、お嬢様で美人で・・・ツンデレかな。


仲良くなれるといいなぁハハハ、高校デビューじゃ無理か。


「あ・・・」


教室の中からこちらを見ている少女・・・あれ、どっかで見たことあるような気がするな。


「あ、朝交差


僕の言葉は彼女に胸倉をつかまれ、睨みつけられたことで引っ込んだ。


「っちょっと来なさいっ!!」


そのまま胸倉を捕まれて非常階段まで連れてかれた・・・いや、ひきずられた。


「あんた、忘れなさいって言ったの覚えてないわけっ!?」


「そういえば、そんなことを言われたような・・・」


「そういえばじゃないわよっ!!教室でしかもあんな大声で言うなんて・・・っ恥ずかしくて死ぬレベルよっまったく高校デビューのくせにしゃしゃってんじゃないわよっ・・・あ」


え、なんでバレてるの?今高校デビューって言われたよね?


「え、まさか感づかれてないとでも思ってたの?」


そんなに分かりやすかったのか・・・やっぱり今まで人とあんまり話してなかったからかな・・・


「何黙ってるのよ?・・・もしかして違った?いや、その、もしそうだったのなら・・・ごめんなさい。」


「・・・だよ」


つい言いにくくて声が小さくなってしまった。


「え?」


やっぱ聞こえてなかったか、でも、僕が彼女に恥ずかしい思いをさせるところだったんだし、あれに比べればこれくらいは・・・


「そうだよ、高校デビューだよ。やっぱり喋り方がおかしいの?教えてよ!」


彼女にアドバイスをもらって改善すればいい話じゃないか、それで一件落着だ。


「金髪、似合ってない。それに、染め方が下手。自分で染めたんでしょ?」


え?金髪が似合ってないだとっ・・・結構気に入ってたのに・・・。


「というか私じゃなくても高校デビューだってバレバレよ?」


そんなにひどいのか・・・。


「でも、似合ってるだろ?」


「だから似合ってないって言ってるじゃないっ!今すぐにでも染め直したいぐらいよ」


彼女は僕を指差しながら笑い出した。そんなにおかしいなら染め直すことを考えなくてはいけないな。


「でも今すぐ染め直したら入学式はどうするんだ?間に合わないじゃないか。


一瞬ぽかんとして、今度は腹を抱えた。


「まさか本気にするとはね、いいわよ、私のお勧めに連れて行ってあげるわ。そんな髪のまま入学式に出たら恥さらしよ」


確かに彼女の言うことは一理ある。だが入学式早々学校を抜け出すことになるなんて・・・これからどうなるか不安でしかたない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ