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1.1年目 7月
「やっぱりこのまま友達でいよう。」
そういわれると思ってた。ここ最近の態度から感じとってはいたし、期待もしていなかった。
「そういわれると思ってた。こんだけしゃべってきたんやから、察してはいた。」
「あ、そうなん?」
「うん。」
「ほんまはちょっと察してくれんかなって思ってた。」
なんやそれ。なんでそんなとこまで気づかなあかんねん。
「でも、気まずくはなりたくないし俺の勝手かもしれんけど、これまで通りこのままの関係でいたい。」
「それはうちもそうやって。」
「よかった、これで気まずくなったらどうしようか思った。」
自分勝手やでほんまに。
「もうこれで仲良くするのんなしとか無理やろ?ここまで仲良くなったんやったら。」
「いやまじでほんまに。何なら学校の男子と比べても超えてくるやつおらんくらいやのに。」
知ってるよ。何回も聞いたよそれも。それでも、彼女にはなられへんねんな。




