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7話 精魔が近くにいます

2023/10/08

初投稿、初連載開始しました

拙い話で読みにくいかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします


※本日から10話までは1話ずつ朝6時に掲載の予定です※

※その後は《日曜日》ベースで週2〜3話ペースにしていきます※

よし!【精魔繋朋〈Spirit sp.-Geomancer treaty of friendship〉】を更に検索だ!



あ…?ちなみに言っときますけど友達って言葉で気が逸ってる訳じゃないですからね?


前世で友達が居なかったって訳じゃないですよ?


一時だけど彼女もいましたからね?


いや…うん、結婚は無理だったけどさ…



って、そんな過去の話はどうでもいいのだよ!


今はどうこの世界で生きていくのか色々を考えなくては!


そんな訳でインデックスさん、よろしく



|精魔繋朋[しょうまはんほう]〈Spirit sp.-Geomancer treaty of friendship〉


|無属性ではなく、なんらかの属性を持つ魔物との絆を深める風水士のスキル


|※但し、ダンジョン内の魔物には効果は無いので注意して下さい※




「ダンジョンってのも気になるが、なんだこれ?要は限定的なテイムスキルなのか?」


「きぅ?」


「う〜ん、これだけ低レベルなスキルならギルドで情報が聞き出せるか?いや寧ろ、低レベルだからこそその行動は慎むのが身のためか?」


「き、きぅ?」


「あぁ、心配掛けたか?大丈夫…あ?そうか、どうせもう1レベルで取れてしまうスキルなんだし取ってしまえば良いのか」


「きぅ〜?」



『そうなの〜?』っていうか、それが一番早いんだよね


という訳でインデックスさん、『精魔繋朋』取得してちょうだい



|以後、自ら取得しない限りスキルは取得出来ませんがよろしいですか? Y/N




勿論イエスだ!Yボタンぽちっとな♪



|スキル【精魔繋朋〈Spirit sp.-Geomancer treaty of friendship〉】を取得しました



|【精魔繋朋〈Spirit sp.-Geomancer treaty of friendship〉】が使用出来る精魔が近くにいます、スキルを起動いたしますか? Y/N




「………はい?」


「き?」


「え…?」


「き…?」


「スクワラビットさん、精魔なの?」


「きぅ?」



これは『なにそれ?』だなぁ


しかもこの『なにそれ?』が『一般的に使われていない言葉』なのか


スクワラビットさんのような魔物には『括って名称をつける文化』のようなものが無いのか


そのどちらなのかも想定できない


となると…



「スクワラビットさんを調べてみるか」


「き…?き、き、ききききゅ…?」


「え?逆さ吊り?しないしない!実は最初に出会った時調べちゃったんだけど、痛くも痒くもなかったでしょ?」


「きゅきゅ!?」


「いやだって、敵か味方か分からなかったし?」


「き、きぅ…きゅききぅ」



『な、なるほど…痛くしないならいいよ』ってところか



「なら早速調べさせてもらうな?」


「き、きぅ」



そう言えば複数表示は初の試みだな?


出来るのかな?


インデックスさん、スクワラビットさんを再表示して!



|NAME:


|GENUS:variant squirrabbit〈スクワラビット変異体〉


|SPECIES:SpiritCore[Wood]〈霊核[木]〉


|GENDER:female〈雌〉


|AGE:5


|CAREER:


|LEVEL:7


|SKP:2




おお、普通に多重起動は出来るみたいだ


そして…あーうん、ちゃんと『female〈雌〉』って表示があるね?


気になるのは『霊核[木]』だけど、これを『精魔繋朋』の指す『属性』と受け取っていいのかは最後まで見てみないと判断に困るところだな?


あとは年齢が5歳ってのも正直気になるよね?



シマリスもウサギも確か野生の場合10歳下回る位が平均寿命だった覚えがあるんだけど、5歳ってもう成体よね?


リスの種類によってはそもそも寿命の年齢だった気もするし?


なのにスクワラビットさん、なんかもっと幼い気がするんですけど?


こっちの世界では魔物だし、まぁその辺りで違うのかな?



「正直なんとも言えんけど…」


「きぅ?」


「あぁいや、ちゃんと調べないとな?」


「きぅ」



さて、ステータスは『AGILITY』が『E』と俺より断然速そうなのは気になるが、ここでも後回しだ


一気にそれっぽい『スキル』又は『属性』の文字があるかどうかを探す為にカーソルでログを下げる




|SKL[GN] :Sense a Sign〈気配察知〉


|     Gliding〈滑空〉


|     Increase[Jump]〈跳躍力上昇〉


|     Increase[Run]〈走力上昇〉




「う〜ん、おおっぴらなのは無いなぁ?」


「きぅ…?」



『う〜ん…?』だよね?


俺も正直、う〜ん?だよ


そりゃ『木』と言えば『属性』だろうけどさ?


『SPECIES』って『種』だからなぁ?


『属』はその上にある『GENUS』なんだよ



え?一体なんの話をしているかって?


生物を区分けする指標の呼び名?的なのなんだけどさ?


『門・網・目・科・属・種』って聞いたことないだろうか?



例えば、日本に住む『ムササビ』で説明すると、そもそも日本の『ムササビ』の正式名称は『ホウジロムササビ』


そして『ホウジロムササビ』を『門』から順に辿って説明すると


『脊索動物門脊椎動物亜門・哺乳綱・齧歯目リス亜目・リス科リス亜科・ムササビ属・ホウジロムササビ種』と並ぶ



うん、だからなに?って言われるかなこれ?


よく分からないよね?


要は、スクワラビットさんって『スクワラビット属・スクワラビット変異体種』って書かれるのでは?って思ったのですよ


『門』から『科』は他の魔物に出会ったことがないので想像が付かないんですけど…って、いや居たじゃん?



そう思い立ち、ウリボウさん(決定)の亡骸の方に振り返ると、そこには人?と言っていいのだろうか?


多分、リザードマンであろうと思われる方が立っていた



「よ!やっとこっち向いてくれたな?」

最後までお読みいただきありがとうございました


明日の朝6時投稿予定の次話もお読みいただけると幸いです


そしていいね&ブックマーク登録して方々、ありがとうございました

今後もご期待に添えるよう頑張っていきます

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