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25話 やべぇ、メッチャいい匂いがする…

2023/10/08


初投稿、初連載開始しました


拙い話で読みにくいかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします


※《一時的に毎週火曜日の朝6時》に掲載させていただいておりますのでご理解の程お願い致します※

「うー!うー!」


「あぁいや、そう言われてもさ…どうしたもんかなぁ?」



どうやら本当に名前が欲しいらしい…とは言うものの…ねぇ?


さっきの今でこの状況下でもう一度ってのも…


と思ってたところでアグニさんからのフォローが入った



「いや待て!ちょっと待て!流石に色々ダメだろう!?」


「う〜?」


「なにがダメってそりゃ…そのなんだ…あー…」


「う〜?」



え?あれ?実はダメな理由ないとか…?


いやまぁここでまた今すぐにやるのはダメなんだろうとは思うけどさ?


とは言え凄く気になるのは…



「あー…その、一つだけ質問良いですか?」


「う〜?」


「お、おぅ、なんでぇ?」


「あ、アグニさんではなくロータスさんにお聞きしたいんですが…」


「儂か?」



そう、まず聞くべきはロータスさんである



「もし名付けたり契約したとして、この家から離れるようなことになる場合というのは…」


「む…そうか。そういう場合もあるのか、アグニよ?」


「それな…そうなんだよなぁ、ぶっちゃけ前例がないから分かんねぇ!」


「う〜?」



そうだろうとは思っていたがやはり前例は無いようだ


まぁ普通に考えてそうだろう


契約するにしても自分の持ち家の精魔という形になるはずで、他人が介入するような形なんて珍しいに決まっている


家の精魔というのだから、美化や事故の軽減、家族の健康維持なのだろうとは思うが、対象が変わってしまうのは大問題だしな


なんて真面目な考えをしているところに、ミナルディさんが相変わらずのブッコミをしてきた



「え?でもお姉ちゃんと一緒になってくれるっぽいし問題なくない?」


「ミ、ミナルディ!?」


「あー…その、仮にそうだとしてもその仮定では多少なりともズレる可能性があると思うよ?」


「ズレる?」


「そう、今は本家に寄り添ってるって話だけど、契約を結んだら間違いなく俺に寄り添うと思うんだ」


「まぁそうだけど…?」


「その時に、もし俺がティレルさんと結婚したとした時に新居をこの場所にしたりすると…?」


「あ、そっか結局移っちゃう可能性もあるのか!」



そうなのである


この場合誰がご主人様かが問題なのではなく、ご主人様によって主家が変わってしまうことが問題なのだ


そして主家が変わることでなにが起きるのかが想像つかないという部分、それが厄介なのである



「う〜…?」


「あぁいや、君が悪いわけじゃないんだよ?ただ、少し時間をくれると助かるかな?」


「う…?」


「き!きききゅ!」


「うー?」


「きぅきぅ」



ナイスフォロー、トコット!


難しい理由ではぐらかしてたような感じになってたので、落ち込み掛けていた所をつつがなくフォローしてくれたよ


正直子供に対してこんな理由並べ立てても、理解できないって話じゃなく理由にならないのは分かっていたのでどうしたものかと思っていたけど…


やっぱり姉御肌なのかな、トコットは?


本当に頼りになる仲間に恵まれたものだ



「アグニさん、やはり移り変わった場合デメリットは存在するんですか?」


「まぁ…少なからずあるな?急に老朽化したり、酷いと床が腐り始めたりな?」


「むぅ…流石にそれだけは困るな…」


「それだけは…?」


「うむ、実際問題今まで家の正魔が居たというのも知らなかった訳だしな?そこで所有権を行使するつもりはないぞ?」



え?あれ?そんなもんなの…?


まぁ確かに見ず知らずの俺に自分の孫娘を嫁に出そうとかはしてたけどさ?


なんかそれとは別物の気はするんだけど、この世界だとこういう感覚なのか?



「ぷくく…やっぱ驚くよね?」


「え?あ…えっと…?」


「うちのおじいちゃんてこういう人なの」


「そ、そうなんですか?」


「元々力づくってのが嫌いなのもあるんだけどね、精魔にも心があるって方が大きいかな?」


「まぁ、そうじゃの…」



うん?


なんか今若干含みがあったような…?


なにを指してるのかわからないけど、これは覚えておくべき事柄な気はするな?



「なんにしてもその辺りがはっきりしてから契約してもらいたいのだ、儂には家族だけではなく部下や従業員もおるでな?」


「あ、はい、それは勿論。ただ相手は幼い子供のようなので、なにかしら折衷案は欲しいところですが…」


「うむ、それも事実じゃな…さて、どうしたもんかの?」


「あの…こういうのはどうでしょうか?」


「え?」



そう言って大天使様は俺の耳元に麗しいご尊顔、それ以上に唇を寄せてきた


いやこれマジでドキッとしたのだが、それは一瞬の出来事だった


俺の周囲に、とても芳しい、崇高なフレグランスが漂って来たからだ



やべぇ、メッチャいい匂いがする…頭おかしくなりそう…



「と、いうのはどうでしょうか?」


「な、なるほど…」



正直半分くらいしか頭に入らなかったが、内訳はこうだ


今日はもう2匹同時に契約してしまった為、力を使い切ってしまった


回復にはしばらく時間が掛かるので、回復してから契約するという約束を取り付けてはどうだろうかということだ



ある意味嘘も方便ではあるが、実際問題実はちょっと気に掛かっていた


龍脈を使ったとは言え、低レベルの俺が一気に2匹契約したのである


なにかしら身体に負担が掛かっていてもおかしくないのは明白だろうとも思うので、あながち嘘ともいい切れない部分はあるのだ



俺自身としては最悪名前だけでもあげようかと思っていたのだが、実際それで主人が変わってしまう恐れもあったのだ


半分は嘘ではないこの言い訳を、ありがたく使わせてもらうべきだろう



そんな訳で、トコットと大天使様に仲介をしてもらいながらこの話をしてみたのだが…



「うー!?ううううう?!」



それ大丈夫なの!?と逆に心配されてしまいました


どうやら家の精魔もとてもいい子な様子です

最後までお読みいただきありがとうございました


明日の朝6時投稿予定の次話もお読みいただけると幸いです


そしていいね&ブックマーク登録して方々、ありがとうございました

今後もご期待に添えるよう頑張っていきます


※《一時的に毎週火曜日の朝6時》に掲載させていただいておりますのでご理解の程お願い致します※

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