24話 女の子の精魔…?
2023/10/08
初投稿、初連載開始しました
拙い話で読みにくいかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします
※《一時的に毎週火曜日の朝6時》に掲載させていただいておりますのでご理解の程お願い致します※
うぅむ…こう3倍、3倍、と言われると、赤いと言い張るピンクの少佐を思い出すなぁ?
でも今ここに至っては少佐は全く関係がないので、積みプラのごとく見て見ぬ振りをしておくべきだな
さて、そうは言ってもこの3倍の話題、どう終止符をつけたものか…
と思っていたが、そんな空気を変えてくれるのが『大天使様』だった
「あの、今思い出したのですけど、以前流れ人が持ち込んだ『サイクル』というものに似ていますね?」
「え?『サイクル』…あぁ『自転車』はあるんですね?えぇ、それに『動力』を付けたのが…って、あ!」
『動力』の話をしようとして、急に思い出した
そうだ、基本的に『バイク』の『動力』は…
「あ?なんだ急にどうしたよ?」
「アグニさん、大事な事を伝え忘れてました!」
「大事な事?」
「その『動力』なのですが…えっと、詳しいことは省きますが『火』の爆発によって力を生むものでした」
「はぁ!?じゃあなにか?『火』の爆発するものに跨って、『風』を切って『地』を駆けてたってのか?!」
なるほど、こっちの解釈に当て嵌めればそういう話になるのか?
しかしこれは『Alchemy』的な考え方にも繋がるのだろうか?
その辺りは後々『大天使様』に質問すればいいか…
「俺としてはそういう意識はなかったですけど、言われてみるとそうなるんですかね?」
「まぁ別の世界だもんねぇ?とは言えこっちの世界では間違いなく『Rider』と言うよりは『Geomancer』って感じの話だよ?」
「え?そうなのか?」
「そもそもだが、『火』の『精魔』に乗って『風』を切り裂いて『地』を駆けるなどという話は聞いたことがないな?」
「だなぁ?『風』を切る時点で出来る『火』の『精魔』なんて『竜種』くらいだろうし、結局それだと『飛ぶ』しな?」
「あぁ、なるほど…」
居ないんだから出来るはずはない、それは間違えのない答えだ
ん?でも、それなら『Geomancer』だって出来ないんじゃないか?
なんで『Geomancer』の話が出たんだ?
「一つ疑問が生まれたんですけど、『Geomancer』ならそれは可能なのですか?」
「可能かどうかは分かんねぇな?やってみねぇと」
「やってみないと?」
「あーそっか、それも知らないよね?『Geomancer』は『精魔』を導く者って言われてるんだよ」
「導く…?」
え?導くってなんだ?
『精魔』をどう導くんだ?
というか…
「もしかしてその導く部分は危険視されてます?」
「む?危険視はしとらんぞ?」
「まぁそうだな、お前さんの場合、精魔を惹きつけすぎる事の方が危険視っつーか…?」
「というと、生態系を壊すとか…?」
「あー、そういう話じゃないんだよねぇ?」
そういう話じゃない、か
というかそもそもの話、精魔っていう存在の立ち位置がわからないしなぁ?
なんてことを考えていたら開いたドアの先からダッヂさんが戻ってきた
「只今戻りましたぞ」
「あ、あの、随分時間掛かりましたけど、やはり住人の皆さんは納得されませんでしたか?」
「はい?あぁいえ、そちらはすぐに納得されたのですが、流石に戸締まりもしないままで帰ってこれなかったもので」
「あ、なるほど」
「いつもすまんな、ダッヂ」
「これも職務ですのでお気になさらずに、お館様。ところで、レイトンさんの傍らにいるそちらのお嬢さんはどなたですか?」
「へ?」
「ん?」
「え…?」
「む?」
「あん?」
お嬢さんって…というか、今帰ってきたダッヂさん以外にドアから入ってきた人は居なかったぞ?
それが俺の傍らに…居たわ
居たよ、3〜4歳位の女の子がほぼ足元に…全っ然っ気が付かなかったんだけど!?
「う〜?」
全員の注目が集まったのに気がついたのか、女の子は不思議そうにトコット宜しく小首を傾げて声を出した
いや正直、不思議なのはこっちの方なんだがなぁ?
ダッヂさんの発言からしてこの家に関わる子じゃないようだし、一体どうやって忍び込んだのか…
と考えを巡らそうとしていたところでアグニさんからため息が漏れた
「あ〜…」
「む?どうしたんじゃ?」
「悪ぃ、こりゃさっきの余波だ」
「余波じゃと?」
「という事は…」
「つまり…」
「え?この子精魔なの!?」
女の子の精魔…?
確かによく見るとティレルさんやミナルディさんとは風貌が違うというか?
エルフっぽいと言うかフェアリーっぽいと言うかだけど、この女の子が?
「う〜?」
「なんだ?驚かれてるのが良く分かんねぇか?まぁそうだよな、お前さんはこの家に居着いて守ってきてたしな?」
「な、なんじゃと!?と、という事はつまり!」
「おう、この家の精魔だな」
「「家の精魔!?」」
姉妹が驚くってことは相当レアなのか…
家の精魔って事は、要はブラウニーとかシルキーとか座敷わらしって話だし普段は隠れてるんだろうしね
そう言えばトコット達は気が付かなかったのかと見てみると、2匹共目が点の状態だったので精魔的にも珍しい存在なのだろう
「あの、やはりこの子は神様的な存在なのですか?」
「う〜む…神と言われると若干違う気はするが、ありがたい存在なのは間違いはないな?」
「なるほど、じゃあさっきの龍脈に驚いて現れた感じですか?」
「あぁ?あ〜悪ぃ、この家っつったが基本は本宅にいるんだわ。だから気になって見に来たってとこだろ?」
「う〜う〜!」
「あん?違うのか?」
首が千切れるんじゃないかってほどブンブン振っているけど、割と子供ってこういう事するから違和感はないな
なんて思っていたら、急に女の子に裾を掴まれた
「うー!うー!」
「は?いやまて、それは…」
「あ、これもしかして…」
「えぇ、この子も名前が欲しいのでしょうか?」
「う〜♪」
……え?なにそれ?…マジ?
「う〜♪」
最後までお読みいただきありがとうございました
明日の朝6時投稿予定の次話もお読みいただけると幸いです
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