23話 一番『アリ』な話だな?
2023/10/08
初投稿、初連載開始しました
拙い話で読みにくいかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします
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※今まで《日曜日・火曜日・金曜日》の朝6時に掲載していましたが、現在仕事のシフトが全く安定しない為《一時的に毎週火曜日の朝6時》に掲載させていただきます。状況が変わり次第変更致します。※
「えぇ、ただ馬や動物ではなく…そうですね、『馬を模した車』に『動力』がついたもの、ですけどね?」
さて、一難去ってまた一難だ
さっきの『遊戯』の説明は上手くいったが、可也機械的な説明が必要な『バイク』はどうだろうか?
予想通りなら隣の『大天使様』が喰い付いてくれるとは思うんだが…
「『動力』ですか?それは一体…?」
Fiiiiiiiiiish!
待ってましたよ、『大天使様』!
「動力というのは、一定方向に力を出し続けるものと言えばいいでしょうか?元の世界では基本的には『回転』を生み出すモノでしたね?」
「『回転』を生み出す…」
「えぇ、それは出力をコントロール出来るものでして、それによって速度の調節が可能です」
「なるほど、では『馬を模した車』というのは?」
さて、『動力』はともかく、こっちが難しいんよなぁ?
『馬を模した』とは言っても、その『動作機構』はどちらかというと…あぁ、居るじゃないか
「そちらなんですが、『馬を模した』というのは『乗馬するような作り』という意味ですね」
「『乗馬』…つまりは跨る形ですか?」
「はい、その形ですね。それで『動作機構』としては…トコット、ちょっとこっちに来てくれるか?」
「きぅ?き!」
トコットを呼んだ事でみんなの目がトコットに移ってくれた
うん、これなら今の動きは見てくれただろう
「よいしょっと、ありがとな?」
「きぅ♪」
「えっと…?」
「あぁ、すみません。みなさん今のトコットの動きは見ていましたかね?」
「はい…?」
「ん?」
「む?」
「あ?」
ハハハ、やっぱりこうなるか…
とは言えこれが一番簡単な説明だと思うんだよな?
「いまコレットは、前足と後ろ足が全て付いた状態から全て蹴り出して進んでいましたよね?」
「え?えぇ…」
「普通スクワラビットとかはそうだと思うけど?」
「はい、この動作を前後1輪ずつの車輪で行っていたものが俺の乗っていたものですね?」
「はぁ…?」
「い、一輪ずつですか!?」
あー…やっぱり2輪というのは可也驚くよね
元の世界でも『2輪=不安定』という意識が強くて怖がる人は多いもんなぁ?
「はい、勿論トコット自身は4本足なんですが、この足を太くしたものが前後一本ずつ真ん中に付いていると思って下さい」
「き、ききゅ!?」
「あぁごめんごめん、例えだよ例え」
「き、きぅ〜…」
「確かにバランス自体は取れそうです…さっきの動きも、出来なくはないかも…?」
うん、流石は『Alchemist』ですね
例え話からも『理屈』やら『理論』を読み取って、きちんと想像してくれるよ
他の人たちはみんな『むむむ…』感じで頭捻ってる様子だけどね?
「えぇ、勿論『足』ではなく『車輪』でしたので、止まっている時はバランスは悪かったですけどね?」
「あぁ、それはそうかもしれませんね」
「でも、走り出してしまえば倒しすぎない限り横倒れはしませんので、そのまま走り続けられる訳です」
「なるほど…丸い玉もちょっと押したくらいだと不安定に動きますが、ある程度強く押せば一定の方向に転がりますね」
あぁ…それは分かるのですね?
ならこんな説明いらなかったかな?
と思っていたら、『大天使様』のお祖父様からこんな質問が飛んできた
「むぅ、原理まではティレルではないので分からんが、つまり元の世界とやらは『属性』ではなく『力そのもの』の技術が進んでいたと言う事かね?」
「そうですね、その通りです」
「なるほどな、それでお前さんはそれに乗ってなにをしていたんだ?」
「簡単に言えば日帰りの旅でしょうか?山を登ったり、海や川や湖に行ってみたり、時には野を駆けてみたり?」
「え?ん?待って、それって『馬』よりも強くて速さが出ないと無理じゃない?」
おお、これは流石『Rider』って質問だな?
こちらの世界でも『距離感』と『速度感』は『Rider』の特権かもしれないな?
『Driver』や『Pilot』もあったら分からなくなるけどね?
「それもその通りです、最高速だけで言えば『馬』の最高速の約3倍の速度が出せるものもあります」
「さ、3倍!?」
「むぅ、3倍とは…」
「そ、そりゃ、つまりソイツに乗って『風』を切って走ってたって事か?!」
「えぇ、それが俺が思いついた『相性』に関わりがありそうなものの1つですね?」
「な、なるほど…その話は今までで一番『アリ』な話だな?」
おお、漸くそれらしきモノに辿り着いたぞ!
しかし俺自身も『こじつけ』が強いと感じる話なんだけど、逆にこっちの方が『アリ』なのはなんでだろうか?
言ってる事は『バイク』に乗って『ベルト』の『風車』に『風』を当てると『変身』出来る『ヒーロー』と変わりないんだが?
あ、でも『シン』ではそのエネルギー源は『Prana』だったな?
もしかしてそこか?
いや、流石にこじつけが過ぎるか…
「こっちの世界じゃこのこ…下の嬢ちゃんの『Rider』が飛竜や怪鳥に乗らねぇ限りそんな速度で駆けるのは無理だからな?」
「うむ、今後はそれで!」
「ははは…」
「でも確かにそうだよね、それでも『馬』の3倍って出せるかなぁ?」
「3倍は…滅多にはいねぇだろうし、出せても振り落とされるかもしれねぇなぁ?」
「『Rider』でも振り落とされる速度って…しかも飛んでたんじゃなく地を駆けてたんでしょ?無茶苦茶だよね?」
「魔法で飛べる奴もおるが、3倍はのぉ…」
うぅむ…こう3倍、3倍、と言われると、赤いと言い張るピンクの少佐を思い出すなぁ?
最後までお読みいただきありがとうございました
来週火曜日の朝6時投稿予定の次話もお読みいただけると幸いです
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