22話 おんなじ事言ってるよ!
2023/10/08
初投稿、初連載開始しました
拙い話で読みにくいかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします
※当分の間《日曜日・火曜日・金曜日》の朝6時に掲載していく予定です※
とりあえず『ビデオゲーム』を理解させるのは難しいので『チェス』や『将棋』に擬えた説明にはなったけど、ある程度は伝わっただろう
まぁ、RPG要素はほぼ無くなってシミュレーション寄りにはなってはしまったけどね?
「つまり、その『駒』の一つに『Geomancer』が…?」
「えぇ、『チェス』と『将棋』のように種類があるので居ない場合もありますけどね?逆にティレルさんの『Alchemist』が居る場合もありますよ?」
「『Alchemist』の『駒』もあるのですね?なるほど、それは随分複雑そうです」
さて、大天使様が思い至ったのは、純粋な戦闘職では無いからの『複雑』と言う話なのか?
それとも全く別の要因で『複雑』と思ったのか?
踏み込んで聞いてみたかったのだが、アグニさんから横槍が入った
「で、結局はなんだ?お前さんがそういうモンで遊ぶ時に『Geomancer』を使ってたって話か?」
「あ、はい…と言っても俺は嗜む程度なので偶にでしたけど、『Geomancer』がある『遊戯』では必ず選んでましたね?」
「じゃあ『不遇職』って話は、その『遊戯』で『人気』がなかったって事?」
「それは『人気』の前に『知名度』かなぁ?こっちに来るときも、他の流れ人は誰も選んでませんでしたしね?」
「なるほどのぉ、しかしそれでよく『Geomancer』を選んだもんじゃの?」
確かにその通りである
ある種の勢いが合ったにせよ、今では自分でもよく選んだものだと思ってる
ただやっぱり…
「そうですね、先程の話にも合った通り愛着はありましたし、なにより…」
「なにより…?」
「誰もやってないことなら自分で試してみるしか無いな、と?」
「ほ?それはまた…」
そう言って、ロータスさんは大天使ティエル様を見やった
ん?あれ?
あの大天使様?なんだか落ち着かない様子でモジモジしてませんか?
「うっわ、この人お姉ちゃんとおんなじ事言ってるよ!」
「ミ、ミナルディ!」
「へ…?」
そう言えばこの大天使様、没頭タイプで脇目も振らない人だったな?
つまり性分としては、俺と似た考えの持ち主ってことか?
で、あの大天使様?恥ずかしいならそんなにこっちをチラチラ見なくていいですからね?
「ほっほっほ、真逆似たもの同志であったとはのぉ?」
「まぁ似たもの同志はいいんだが、それでそんなに『Geomancer』と『相性』が良いとか余計に意味不明だぞ?」
「うーん…やっぱりこれじゃありませんか?」
「あ?どう言う意味だ?」
「例えば『初回特典』とか『不人気補正』とか?」
「はぁ…?」
正直思いついたのってこれくらいなんだよね、『相性』が良い理由
自然が好きか嫌いかって言われたら好きな方だとは思うけど、それこそ流行りに乗ってキャンプとかしてないしなぁ?
農業もしてなければ、花も育ててないので土いじりなんてしてないし?
まぁほったらかせる観葉植物くらいは家に合ったけど、それじゃねぇ?
「とりあえず『初回特典』ってなねぇな?そんなモンあったら少なくとも最初に選んだヤツの話は少なからず残ってる筈だろ?」
「そっか、それは確かにそうですね」
「『不人気補正』は…う〜ん、無いとは言い切れねぇけど、まずやらねぇと思うけどなぁ?」
「否定は出来ないが、という感じですか…」
悪くない考えと思ったんだけどな、これは外したかな?
でも「やらねぇ」か…アグニさんが色々と詳しいのにはやっぱりなにかありそうだ
そう考えたところで、アグニさんが珍しく軽い口調で話してきた
「しかしだ、『観点』としては悪くねぇかもしれねぇな?」
「『観点』ですか?」
「さっきまでは今みてぇな『ズレた観点』で考えてなかったろ?」
「ズレた観点って…まぁ確かに斜め上だったかもしれないですけど」
流石に『ズレた』は酷くないかなぁ?
あれでも一生懸命考え出したんだぞ、こっちは!
「その斜め上ってヤツだな?そうだな…『属性』っても元は自然界の『現象』や『名称』だ、それ自体が全く無かった訳じゃねぇだろ?」
「つまり、常に『海』で泳いでなかったか?とかそういう話ですか?」
「そんな感じだな、俺みてぇに常に『火』と向き合ってなかったか?とかな?」
「ちなみに今のは両方とも無いですけどね?うーん…なんか合ったかなぁ?」
とりあえず『火』は論外だろう、使っても料理くらいだ
『水』は…そう言えばこの世界『お風呂』とかあるんだろうか?
合ったとしても、こちらでは毎日入らないのであればそれは大きなポイントだろうか?
『土』…『地』に足を付けた生活はしていたけど、陶芸とかもやってないしな?
さっき言った通りキャンプもしてないし、山登りは…自分の足じゃなければって感じだなぁ?
それこそ『風』を切って山は登ることは多かった、それで『海』や『川』にもよく行ったけど…ただあれで良いのかなぁ?
そんな事を思い出していたので、どうしても目がミナルディさん?に向いてしまった
「え?なに?どうしてあたしを見る訳?」
「あ、いや…そう言えば前の世界では俺『Rider』だったな、と」
「へ…?」
「レイトンさん、『Rider』だったんですか?」
「えぇ、ただ馬や動物ではなく…そうですね、『馬を模した車』に『動力』がついたもの、ですけどね?」
さて、一難去ってまた一難だ
さっきの『遊戯』の説明は上手くいったが、可也機械的な説明が必要な『バイク』はどうだろうか?
最後までお読みいただきありがとうございました
火曜日の朝6時投稿予定の次話もお読みいただけると幸いです




