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14話 相性良すぎんぞ?

2023/10/08

初投稿、初連載開始しました

拙い話で読みにくいかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします


※当分の間《日曜日・火曜日・金曜日》の朝6時に掲載していく予定です※

とりあえず、『麗しの君』は間違いなく天使だって事はしっかり理解出来たところから話は続く



だってね?


『い、今まで食や睡眠などでご苦労なさらなかったですか?』


と、来たんですよ?



正直予想斜め上からの縦に割れるカーブすぎて、ポカンとしちゃったけどさ?


こんなに麗しいのに、人間も出来てるってマジでなに食って生きてきたんだろうか?


俺もそんな食事に肖りたいなぁ…なんて事考えてる場合じゃないか



「えっと…その、そっち、ですか?」


「え…?えぇ、『流れ人』はこちらの文化やルールを聞かされないままに訪れるそうで、その為にそういった状況に陥りやすいと…」


「あー…そういやそんなのもあったな?」



いやいや、そんなのもあったな?じゃないと思うんですけど?


と言うか、なにも聞かされないまま転移なのはデフォルトだったんですか?


それマジでアカンでしょ?


ネトゲ運営ならクレーム入りまくり案件ですよ?



いや、そんな話はどうでも良いか


とりあえず、『麗しの君』の心配そうな表情を戻すのが先決だ



「とりあえずなんですが、俺に関しては全然大丈夫です」


「関しては、ですか?」


「えぇ、なにせこの世界に来てまだ半日も経ってませんから」


「…はい?」


「はぁ…?」



え?あれ?さっきと違う意味で驚いてるのこれ?


アグニさんまで驚いてるんけど、これ言ってなかったっけ?



「ツーこたぁなにか?お前こっち来てすぐにそのおチビに懐かれたってか?」


「きぅ?」


「あー…そういう事になるんでしょうね?」



そう返答したら、アグニさんは頭を抱えこんだ


いや、こっちはそう答えるしか無いんですよ?


それが事実なんだしさ?



「はぁ…確かにデカブツにしたってもう懐いてるしなぁ…あー、じゃあさっきの亡骸は出会ったばかりのお前とおチビで倒したって事か?」


「それも、そうなりますね?」


「んじゃ、今のレベルは?」


「レベル2に上がったばかりですね?」


「くあぁぁぁぁぁ…」



また頭抱えたよ、アグニさん…


例えやらかしちゃったとしても正直どうしょもないんだよなぁ、あの状況はさぁ?



「はぁ…マジかよお前?マジで『Geomancer』と相性良すぎんぞ?」


「え?『相性』…?」


「聞きかじりにはなりますけど、私もそういう印象を受けますね?」



『麗しの君』までそういう印象なのかぁ…


しかし職業の『相性』って、いや前世でもあったと思うし分かんない訳じゃないんだけどさ?


こっちの職業だと、どう言う意味になるんだろうか?



あ、そう言えばインデックスさんで見た職業の項目、『JOB』じゃなくて『CAREER』だったよな?


って事は『生涯職』ってイメージになるから…つまりは『世界に与えられた職』みたいな扱いなのかな?


俺は選んだけども『生涯職』には変わりない訳で、そうなると『相性』が良いって事は『ほぼチート』って話か、これ?



「まぁだからってお前さんが無敵とかって訳じゃあないんだけどな?」


「あ、そうなんです?」


「そうですね。とは言っても『Geomancer』の様な『受け身の職』になると、その恩恵は授かり易いですよ」



『受け身の職』か、確かにその通りだよな


『Geomancy』も『Geo effect』もなんらかの恩恵あってのスキルだし、授かり易いに越した事はない


それが実際に授かり易いんだから、強さはともかく良いのは間違いない訳だ


しかし、段々とスキルを英語表記の方で認識出来るようになってきたな、慣れか?



「なるほど…」


「まぁこんなんだからよ?さっさとロウと話がしてぇんで帰ってきた訳よ」


「ふふっ、確かに『王子様』がご執心になりそうですしね?」



うわーい!


『麗しの君』にまで『王子様フラグ』建てられちゃったYO!


少なくとも『王子様』だけは覚悟決めとかなきゃダメっぽいね、これ?


まだ半日経ってないんだけどなぁ?



「で、ロウにはすぐに会えるか?」


「そうですね、今日は村の集会の日なのでそれが終わってからであれば、ですかね?」


「そういやそうだったわ、まぁそのくらいの時間は仕方ねぇか」



ふむ、これは空き時間が得られた感じかな?


それならこの時間の内に自分の名前を考えておくべきだな?


流石にこれだけの大きさの家を構えてる『村長』だ、ただの『村長』ではなく『領主』なのだろう



そして立場が『領主』となれば、『御貴族様』な訳だよね?


もしかするとこちらが最初は『名前無し』なのは知ってるのかもしれないけど、名乗るのが基本なのは間違いないだろう


あれ?


そうなるとこの『麗しの君』も『御貴族令嬢様』なのか?



「あれ…?」


「ん?」


「はい、どうしました?」


「もしかしてなのですが、貴女は貴族の御令嬢様ですか?」


「あ…!」



え?


あれ?


なにその反応?


もしかしてこれも触れちゃいけない地雷だった?!



「ごめんなさい、申し遅れましたね。私、領主の娘で『Alchemist』のティレル・コスワースと言います」


「そういやまだ名乗ってなかったな、俺はアグニだ」


「あ…あの、アグニさんの名前は先程から出てたのでもう覚えましたよ?」


「そういやそうだな、ハハハハハ」



豪快と言うか、大雑把と言うか、まぁそれに助けられてる部分もあるし嫌いじゃないから良いんだけど


『麗しの君』は『ティレル・コスワース』と言うのかぁ…


というか、『マンテカル』『サンツデボ』ときて『ティレル』に『コスワース』かぁ、そうかぁ…



でもそういう『名称』なら問題なさそうというのは、良い『ヒント』だよね?


とするのであれば…



「お前さんは、って…あ〜…」


「レイトンです、『Geomancer』のレイトン・イルモアです」


「なんだよ、もう考えてたのかよ?」


「えぇまぁ、そうですね」



本当は丁度今考え付いただけなんだけど、タイミングも良いし明らかな嘘って事にもならないだろう


最後までお読みいただきありがとうございました


火曜日の朝6時投稿予定の次話もお読みいただけると幸いです

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