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10話 デカブツの方が弟だぞ?

2023/10/08

初投稿、初連載開始しました

拙い話で読みにくいかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします


※1話ずつの掲載はこの話数までです※

※明日から当分の間《日曜日・火曜日・金曜日》の朝6時に掲載掲載していく予定です※

「さて、さっさと村に入りてぇところなんだが…」


「えぇ」


「デカブツ、『resize』は使えるか?使えねぇとこの辺りで待ってもらう事になるんだが…」


「くふっ」



『resize』、要はサイズ変更か


確かにこの大きさだとそういったスキルがないと大変だろうな?


なんて考えていたら、大蛇は徐々に小さくなり始めた



「お、出来るようだな?そしたらその兄ちゃんの首に巻けるくらいのサイズになってくれな?」


「くふっ」


「巻けるサイズ…そんなに小さくなるんだな?」


「きぅ」



『そうだね』か…


う〜ん、スクワラビットさんもその内この『resize』覚えてくれないだろうか?


カンガルーサイズになって、キックボクシングよろしくで暴れまわるというのも中々にファンタジーな気がするのだが?



なんて妄想をしている最中にも、大蛇はみるみる縮んでいった


全長3m…2m…そして、1m弱の大きさに差し掛かったところで縮むのが止まった



「よし、その大きさなら村人が見てもそこまで騒ぎにゃなんねぇだろ」


「ですね…って、うわっ!」



大蛇は急に俺目掛けて飛びかかって来たのである


勿論、噛みつかれたとか、攻撃されたとかそういうんじゃない


本当に首に巻き付いて来ただけなんだけどね?



「あっぶな、急に飛びかかるのはやめてくれよ?」


「くふ…」



『だって…』って感じだな?


あれ?段々と大蛇の感情も分かるようになってきてるな?


ふとそう思ったところで、大蛇は急に頬ずりしてきた



「くふ…」



え?なに?甘えたかったって事?


大蛇サイズでも威圧感は然程感じなかったし、つぶらな瞳も可愛いっちゃ可愛かったけどさ?


なんて事を思い浮かべたのが運の尽きだったのだろうか?



「き!きききききき!ききゅききゅ!」



急にスクワラビットさんが怒り出したのだ


『な!なんでアンタが先にそこに乗るのよ!しかも頬ずりまでして!』って感じらしい


確かにスクワラビットさんとはこんなスキンシップはしてなかったけど、そんなに怒らんでも…



「ハハハハハハッ、随分モテモテだな?おい?」



そして、こっちはこっちで大爆笑である


出来たら笑ってないで仲裁して欲しいんだけどなぁ?



仕方ないな、そう思いつつ先程と同じようにスクワラビットさんを抱きかかえる


そして大蛇は左肩から頭を出してるので、スクワラビットさんは右肩に手添えつつ乗せてあげた


少々ズシリと来るものを感じたが、女の子に体重の話は最大級のNGだしここは我慢の一択だ



「これでいいか?」


「きぅ!きぅきぅ!」



すかさず頬ずりしてきたスクワラビットさん


正直、そんなにかぁ?と思わなくもないけど、まぁ嬉しそうだし野暮はやめておく事にした



「ハハッ、すっかり子煩悩パパじゃねぇか?」


「いやパパって、スクワラビットさんはそうでしょうけど大蛇は…」


「あ?まだ調べてなかったのか?」


「…はい?」


「デカブツの方が弟だぞ?」


「……はい?」



はい?大蛇のほうが弟?冗談でしょ?


そう思いつつ、インデックスさんを起動する



|NAME:


|GENUS:Obsidian Serpent〈オブシディアン・サーペント〉


|SPECIES:SpiritCore[Shade]〈霊核[陰]〉


|GENDER:male〈雄〉


|AGE:4


|CAREER:


|LEVEL:5


|SKP:0




「マジだ…」


「だろ?オブシディアンだからそこまで大きくはならねぇけど、あのサイズから2倍は成長するな?」


「あのサイズの、2倍…?」


「ハハッ、崖上りとかは便利だぞ?捕まってりゃ登ってくれるからな?」


「はぁ…」



崖上りねぇ?確かにそれはそれでファンタジー味は感じるけどさ?


それ以上に改めて『異世界』というモノに当てられちゃってるんですよねぇ?



20m級の蛇って前世では地上での目撃談があったらUMA扱いだし、基本海中海底にしか居ないって話じゃなかったっけ?


それがある意味で普通の上、それ以上に大きくなる種が居るってのは、ねぇ?


やっぱ本当にドラゴンとかも居るんだろうか?怖くて聞きたくないけれど…



それはそうと、『大蛇』改め『サーペントくん』は『陰』のようだ


確かに『陰』であれば『転移』できそうなイメージは湧いてくる


『影』ではなく『陰』なのは、まるで『風水士』に誂えたようではあるけれど



「どうした?」


「きぅ?」


「くふ…?」


「いや…その、『陰』なんだな、と」


「あぁ、そっちか」


「そっち?」



そっち?って他に疑問持つような箇所があったか?


年齢も成長した時の大きさももう驚いたし…え?なんだ?



「デカブツがオスだったのを残念がってたのかと思ったぜ、ハハハハハ」


「…え゛?はぁ!?」


「き〜ぅ…?」


「くふ…?」



ちょ!なんですかそれ!?


そんなにアニマルハーレム(仮)したそうに見えるの俺?


しかもこの2匹の年齢考えたら、度の付くペドさんになっちゃうんですけど?



あとスクワラビットさん?


思って無いからこんなに傍で、しかも半目で『ふ〜ん…?』は止めようね?


その『ふ〜ん…?』は流石に、なんと言うか、威圧感凄くて怖いですよ?



うん、サーペントくんはそのままで


分からないままで良いんだよ、こんな事は



「あの、あなたには俺がどう映ってるんですか?」


「あ?そんなの決まってるだろ?変わりもんだよ」


「変わりもん…」


「あぁ、久しぶりに現れた『元来』の『Geomancer』って意味でな?ま、そんな話こそ村でゆっくりしようぜ」


「あ、はい…」



元来、か…予想だにしなかった重みのある言葉が返ってきたなぁ?

最後までお読みいただきありがとうございました


明日の朝6時投稿予定の次話もお読みいただけると幸いです


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