ローラードッチ世界編⑥
アメン『朝は3本足、昼は2本足、夜は4本足、これな〜んだ?』
ツタン『さぁ答えを言ってみろ。答えられなければ強制的にお前らイギリスチームは天空闘技場から落下するぞ?』
単平『な、なんだって……?この元木小学校イチのなぞなぞ王のオレを以てしても全然わからん…』
ローラ『あ、答えわかったかも…しかしどうでも良いけどもはやドッチボール関係なくないか……?』
ドボルスケッチ『参ったな。これはかなり難易度の高い問題だ…』
ツタン『チッ…チッ…チッ…チッ…』
アメン『残り、15秒…』
ドボルスケッチ『おいおい、カウントダウンまであるのかい?ルール追加は困るよ〜』
アメン『チッ…チッ…チッ…チッ…』
ツタン『残り、10秒…』
ドボル『仕方ない。ここは当てずっぽうで行くか。』
アメン『残り5秒』
ドボル『答えは……』
ツタン『残り2秒』
ドボル『ベンジャミン・バトンだ。3年前妹と観た、僕にとって思い出深い映画だ』
アメン&ツタン『………』
単平『べ、便所虫…なんだって?!』
ツタン『せ、』
アメン『正解。正解されてしまった場合。スフィンクス・メソッドの効果により我々エジプトチームが全員闘技場から落下する。』
エジプトチーム『ウワァアアアアッッッ‼︎‼︎‼︎‼︎』
実況『なんとォッッ‼︎ 正解をいい渡れたことによりエジプトチーム全員が一斉に闘技場下のネットに落下ぁァァァァッ‼︎‼︎
よって勝者はイギリスチームだぁァァァァッッッ‼︎‼︎‼︎』
ドボル『ふぅ。ラッキーだったな』
ローラ『映画を知ってる前提でないと答えに辿り着けない。少し意地の悪い問題だったな。』
単平『な、なんて試合だ…。でもどうでもいいけどこれ、もはやドッチボール関係なくないか?』
ローラ『それさっき僕が全く同じこと言ったよ。
しかしこれは言ってしまえばほぼ不戦勝。(さっきの我々日本対ジャマイカ戦もそうだが)イギリスの戦術データは取れなかったこととなる。お互い手の内を明かさないままの試合になりそうだ。』
単平『べらんめぇッ‼︎それはそれでそっちのほうが俄然ドッチボール魂に火がつくってもんよ‼︎』