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[三部七章]内亜の独り言

内亜のお仕事編です。


最近ちょっとした悩みがある。

いや、葵について嫌なことがあるとかそういう話ではない。

何なら順調すぎて何か起きないか心配なくらいだ。


「あの、この本の場所って‥‥‥‥」


「すみません、こういう本を探してるんですけど‥‥‥‥」


な ぜ か毎日毎日本の場所をみんなして聞きに来るのだ。

ここの本が古いのから新しいものまで揃っているからある程度混乱するのも仕方がない。



そもそも幽鬼のせいともとれる本の配置によってこの図書館は人が迷いにくいように設計されている。だから文人からも


「たまにほんの位置聞きに来る人と貸し借りの管理だけだよ」


と聞いていたのにこのざまである。


「あの、すみませーん」


とこれっぽっちも申し訳なさそうではない人間達はたまに連絡先の書かれた紙を渡してくる。

これは聞いてない事例なので後で文人に確認することにする。


まぁ影の一部を業務に割いているだけなのでそもそも何も問題はないが万一のことがあっては面倒だ。


そう思いながらも今日も文人の代わりを務める。

‥‥‥‥‥今のところ奴の母親の来訪は無い。


‥‥‥‥今のところは。








ちなみに内亜の格好はpixivに上がってる格好に、片眼鏡(魔術的なものを見逃さないため。)のスタイルです。イケメンです。

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