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[三部七章]異変の共有

最近短くてすみません‥‥‥‥ちょっと体調と相談中です


暫く文人の様子が落ち着くまで頭を撫でていたら、ふと先日の現象を思い出した。


『文人だけっていうのも不平等だよね。』


そういうと、文人が不思議そうな顔をする。


「————————何が?」


『私もね、なんだかおかしいの。』


それを言った途端、自分の中で感情がすっと消えてゆく感覚があった。


(これも、よく分からないままだな。)


そう思いながらも、文人に先日の件を話す。


『この間、おかしなことが起きたの。手があっつくなって、血みたいな文様が浮かび上がってきたの。それでね、頭の中でかえっておいで、って聞こえて‥‥‥‥‥』


こうして話していると不思議な感覚に襲われる。まるで、そこに行かないといけないみたいな‥‥‥‥‥‥


「血みたいな文様?それって他の人には話したの?」


そう文人に声を掛けられてハッとする。


『う、うん。すでに消えちゃったからどんなものだったかも覚えてないんだけど‥‥‥‥』


そういうと、文人の表情が少し厳しくなった。


「それ、他の人とも共有した方が良いと思う。」









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