[三部七章]出会いたくなかった
最近雨が多いですねぇ‥‥‥‥‥
体調の関係でRPができてなくってすみません‥‥‥‥多分こっから三日くらいは書けると思います。
久々に買い物に出ようということになり、文人と一緒に買い物に出ていると、ふと嫌な気配を感じた。
(これ、“あの人”だ‥‥‥‥‥‥!!)
文人も気が付いたのか目を合わせてこくりと頷き、全速力で図書館の方面へと向かう。
なのに。
「あらぁ、文人、久しぶりじゃない。」
声が聞こえてぞっとする。
ゆっくりと振り向くとそこには先日出会った女性が立っていた。
ありえない。だって、人間を超えた速度で走って逃げたはずなのに。
どうして、どうして、どうして?
そう思っていると一つの答えにたどり着いた。
近道‥‥‥‥‥‥?
そんなものこの周辺にはなかったはずだけれど。
けれどきっと彼女は“人間”だ。私達に普通の方法で追いつけるわけがない。
(しまった、侮った‥‥‥‥‥‥!)
ばっと文人の方を見ると真っ白な顔をして固まっている。
何度か口をパクパクとさせてから、絞り出すように
「ひ、さしぶりだね、かあさん」
嬉しそうにその女性が一歩近づいた瞬間、叫んだ。
『文人に近寄らないで!!!』
そう言って文人を背後にかばう。
「いや、ボクは大丈‥‥‥‥‥」
『そんな顔色で何言ってるの!黙って!』
そう言って思わず文人に怒鳴ると、女性、文人のお母さんが語りかけてきた。
「あら?あなたは確か前に会った子よね?文人とあたしの邪魔をするの?」
脳が一瞬で沸騰しそうになる。何を言っているんだ、こいつは。
文人とお母さんの話なら幽鬼に聞いている。幼少期から酷いことをされたって。
そんな相手に文人と話をさせたくはない、絶対に。
『邪魔はそっち!私は、私は文人の彼女だもん!!』
内亜に聞いた、彼女、彼氏、という関係性。それは大切な人同士で、守り合うことが大切だって。
今の私にとって文人は彼氏、で、とても大切で、誰にも渡したくなんかない。相手が誰であれ。
「だからどうしたの?優先順位はどうなるのかしら。」
その言葉を聞いた瞬間、文人の肩がびくりと跳ねる。
木っと文人はこの人の呪縛から逃れられていない。でも。
『私が先。絶対。』
内亜が頭の中で「わぁお、言うようになったねぇ」なんて言ってるけど今はそれどころじゃない。
文人を守らないと、全神経がそう言ってる。
だから私はこの人の前に立つ。
あ、のちの話なんですけどちょっと過激な表現があるシーンがこっからポコポコ出てくるので18禁の方にも作品を投稿していきたいと思います。
グロ的にも性的にも過激なところが出てくるので‥‥‥‥‥‥
準備できたらこっちにURL貼りますね