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[三部六章]再会と初めまして

お久しぶりです。なぜか医者の薬の処方が一部倍になっていて呂律が回らず嚥下障害を引き起こしました水紫です。


場所は某アカイム街、とある異形の少女が好むケーキ屋。


俺は慣れない空気にそわそわしつつ座ってコーヒーを啜る。うん。空気感と同じく甘い気がする。

なぜ彼女はこんな場所を選んだのだろうか。

自分にとってとても大切な時間なのに集中できない。

何故っていつも俺はコーヒーと胃薬片手に書類の山を片付けていたのに、どうしてかここはとてもカップルが多い。

こういうのはふわふわした風月が来るようなところではないだろうか。というか羽鳥も似合いそうだし白葉なんかも‥‥‥‥‥‥と思いかけて気が付く。この空気感が似合わないのは自分だけじゃないか。‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥多少の疎外感を感じる。


からんころんと可愛らしい音が鳴り新たな来客を告げる。

つい視線を向けると目的の人物“達”がそこに立っていた。


『宮叉さ‥‥‥‥‥‥‥‥?』


自分の知る廻月宮叉という人物はいつもラフな格好をしていたはずだ。

オフィスカジュアル、とでもいうのだろうか。それが彼にとてもよく似合っていて、だからこそしっかりした材質の、今手にある彼の上着が目立っていて‥‥‥‥‥‥


けれど、今の彼は逆だ。びしっとした、執事服?を着こなし、まるで葵の従者でもあるかのように振舞っている。


動揺が隠せない。


さらに顔を見てぎょっとする。

酷い、火傷の痕。


考えてみればそうだ。あの人が無事にあそこから帰った。ただそれだけでいいと自分は思っていたはずなのに。

そのはずなのに、動揺が隠せない。









これからもちょっと忙しかったりで途切れ途切れの投稿になると思われます‥‥‥‥

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