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前準備

第九十六話です。

楽しんでいってください。

『空間把握』を創り出すためにまず最初にやったことは、今まで創ってきた空間属性の魔方陣から知らない魔法言語を抜き出したことだ。一応、空間属性の知っている単語も書き記しておいた。それも約二時間続けたら終わった。ちなみに抜き出した単語の数は五十を越えた。


次にやろうとしているのは抜き出した単語を一つずつ、魔力受け入れの単語と発動の単語を描いた魔方陣に代入して、それを発動させてどんな変化が起こるのか安全を意識して検証していくことだ。


これの欠点は、対になって初めて完成するものなどが発動できないということだ。だから、これを行う意味はあまりないのだが、時々発動できるものがあってそれが単語ごとを繋げずに魔方陣を完成させることが出きるので、それすなわち魔方陣の短縮が可能だということに繋がるので欠かすことが出来ない。


そして単語の確認を終えてみたら六個の単語が発動できることがわかった。この六個の単語はあまり使えそうもなかったので、このことから空間属性の魔方陣の短縮は難しいことがよくわかった。まぁ永続付与で体内に待機させておけばいつでも使えるようになるだろうから、あまり魔方陣の大きさとか考えなくてもいいだろう。


次にやることはもともと魔方陣に描かれていたのと同じならびで先ほどの魔方陣に代入して、それの効果を観察して効果を書き記しておく。そうすることで魔方陣作成のときわかりやすいのだ。同じならびで魔方陣を描いていくと、魔方陣の総数は十個ほどになったので検証を始めることにした。


検証を初めてから感覚で五時間かかった。何回も何回も繰り返し検証をしたので十個にしては時間がかかってしまった。だが、得られた成果はかなりのものだった。この結果から空間属性に他の属性を付与できたりすることなどがわかった。


これらの結果を用いれば『空間把握』を創ることは可能だろう。


そう考えた俺は、睡眠をちゃんととってから魔方陣作成に取りかかることにした。


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