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迷宮?

第六四話です。

楽しんでいってください。

 休憩こと魔法陣作成を終えた僕は早速、二階層目の探索を始めようとしていた。この階層にはどのような魔物が出てくるのか分からないが『暗視』と違和感を感じた時に使う『サーモアイ』である程度索敵は大丈夫だろう。攻撃に関しても『炎槍』の連射で即座に魔物を灰に出来るので大丈夫だ。回避についても五~十秒ほどあれば『転移』で逃げることも可能なので問題はない。


 ということで「自分の身が一番」を念頭に置き、出口から出て探索を始める。天井までは十メートルはあるだろうか、かなり高い。上から何か落ちてこないか心配だが今までに落ちてきた形跡は一切ないので安心して進む。


天井は『暗視』で見えているのだが、それ無しだと天井が見えなくて恐怖を引き起こしそうだ。


 一応壁が一部光っていたりと『暗視』がなくても探索は可能であろうが、足下も見にくい状況になりかなり危険度が増すであろう。やはり、創ってよかった『暗視』魔法。


 進んで行く道は未だ一本道だ。そろそろ分岐点があってもいいはずだと、疑問に思いながらも探索を進めていく。


 どんどん進んで行くと大部屋へと繋がった。そこに大きな魔物が一匹立っていたのですぐに『炎槍』で灰にしながら部屋へと入っていく。


この部屋は先ほど第二拠点にした所と同じような十メートル四方の部屋だった。そしてその部屋の四面に一つずつ出入り口があった。


 どうやらこの階層は大部屋から大部屋へと繋がっていく階層のようだ。おそらく部屋ごとに魔物が配置されているのだろう。この部屋以外にも大部屋があって上の階層の広さを視野に入れると、この階層の全ての部屋の端から端までで五キロはありそうだという現実に一瞬めまいを感じたが気合いを入れて探索をしようと思う。


 先ほどの通路の長さをかんがみると部屋の数は百はありそうだが、こんなことで心が折れていたらこの先何も出来ないので階段を絶対に見つけると心に決めながら探索を再開する。


 この階層は地図がないと迷うこと必至なので、下手なマッピングをしていくことにし、まずは、入ってきた所からみて右の出口から探索していくことにした。


 部屋に一匹ずつ魔物がいるならばさして危険だとは思わないが、部屋いっぱいに魔物があふれている部屋があったりしたら攻撃力が足りるのか心配になってきた。なので『異空間収納』から『ファイアブレット(マシンガンタイプ)』を取り出して備えておく。


 この『ファイアブレット(マシンガンタイプ)』は単発で出てくるファイアブレットをマシンガンのように大量に発射することを目的とした魔法陣で、殲滅能力が高く、攻撃力も申し分ないので普段使いでもいいくらいだ。


 さらに強化された攻撃力に安心感を抱きながら通路を突き進む。


 その後三時間ほど探索をしたのだが回れた部屋の数は二十にも満たなかった。マッピングも一緒に進めていったが収穫もあまりなかったので今回はいったんかえって休む事にした。


木曜日の時点でPV数一万を達成いたしました!

これも、この作品を今までご覧頂いた皆様のおかげでございます。本当にありがとうございました。

これからも続けていくのでおつきあいください。

よろしくお願い致します。

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