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盛りすぎた!

第四二話です。

楽しんでいってください。

 昨日は疲れがどっと出てしまい寝てしまったが、今日も魔方陣制作に取り組もうと思う。


だが、昨日のような事はなるべく避けるようにしたいので、今日制作するのは風系統の魔法を制作しようと思う。とりあえず風属性初級補助魔法の『追い風』という魔方陣を元に制作していく。


「昨日まででの使用可能魔方陣からパターンはかなり分かってきてるから今日はそれも試してみるか。」


 パターンというのは魔方陣に描かれている言葉のつながりを自分で考えて言った物だが、案外しっくりくる。前にも言ったが魔方陣とは一種のプログラミングだと僕は考えているので、それも関係しているのだろうか。僕は描かれている言葉を技能の『言語理解』が僕自身に読めるよう、翻訳してくれているのか分からないがその言葉が読めるようになっているのだ。


「しっかしこの『言語理解』はやっぱりぶっ壊れ性能だよな。何でも翻訳しちゃうんだし……。まぁ使えてるからありがたく使わせて貰おう。」


 そんなことは今考えても意味が無いので、有意義に使わせて貰い今後に生かそうと思う。断じて英語が楽に出来るようになるとか思ってなどいない。


「っとと、こんなこと考えていずに魔方陣創らなきゃ。」


 そうだ、今は魔方陣を創る時間なのでそちらに意識を向ける。今まで創った魔方陣の参考にどんどん作り上げていく。結果的にはこれまでのすべての要素を盛り込んで創ってみたのっだが、本当にどうなるのか分からない。ただ、やばい事が起きそう、とだけ漠然と分かるだけだ。


「うーん結構やばそうな感じの魔方陣が出来ちゃったんだけど、どうしよう。試さない理由はどこにもないからな……。うん、今日創る魔方陣の試験が終わった最後に試してみようか。」


そうだ、今日は盛りに盛った魔方陣が一個しかできあがっていないのだ。だけどロマンはあっても必要は無いということは無いのでもう一個だけ形式を変えて盛り込めるだけ盛り込んでみようと思う。なので、今日はまだまだ制作をしていく。三枚目からはしっかりと盛らずに考えながら創ろうと思う。何が出来るのか分からないのは一緒だけどね。



それから1時間程が経過した。あれから魔方陣をさらに五枚追加で創り、今は休憩中だ。


「……そういえば今日、起きてからご飯食べてないな。まぁいいか。昼にしっかりと食べて昼から試験をやっていこう。何が起こるのか分からないから、気をつけて行かないとな。」


 何が起きても言いように一応短剣とかを持って行こうと思う。魔物とか出てきたらいけないからね。安全対策しておかなくちゃ。


 そう言って、ちょうどお昼時なのか廊下が騒がしいので僕も食堂に向かうのだった。







 このあと何が起こるのかも分からずに………………。


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