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いろいろと難しいです

第三〇話です。

楽しんでいってください。

やはりいつものように考えなければいけないことを先延ばしにして寝た僕は次の日、起きてから着替え、王都へと向かう馬車の中で魔方陣について考えることにした。


 右手には羽ペン、左手には羊皮紙をもって

(うーん、自分が強くなれるような魔法を作りたいんだけどな~。まずどんな風に魔方陣を構築していくかだよな。……うん。まずは他の魔方陣をパクって改良してみるか。)


と、まずは初級魔法の『火種』をつかって改良をしてみることにした。


(うん。言語理解様々だな。こんな魔方陣に描かれてる文字まで読めるなんて……。ま、そんなことはどうでもいいとして、……これをどう改良するかだよなぁ。まさかこんなところで躓くとは思わなかった……。)





 そして僕は初歩の初歩である『火種』に改良するようなところが無いことに気づいたのは改良をしようと思った時からそれから二時間後のことだった。


(………………うん。今まで真剣に考えてた自分が恥ずかしい……。)


しっかりとその場で身もだえた後に僕は姿勢をただして思った。


(やっぱ。「改良」じゃなくて「改変」をしてみるか。)


 それから僕は改変についていろいろと候補を出してみた。


(まず『火種』の魔方陣の文字を抜いて抜いたやつのなかを何かやりたい文字を入れてみるか。)


 中に文字を書き込んだ僕は一応馬車の中で爆発してしまったらいけないので番号を紙にかいて鞄の中に入れた。王城の訓練場で団長達と一緒に試し打ち的なことをしようと考えたからだ。


(まぁ、自分の作ったものだから早く使ってみたいっていうのもあるけど安全第一だからね。)


 そしてその後もいろいろと試作魔方陣を作り出し、番号をつけ、鞄の中に突っ込んでおいた。


(よし。これくらい作っておけばどれかひとつは使えるのもあるだろう。………いや~、試してみるのが楽しみだ。)


 内心ワクワクしながら馬車での移動を終え王城へつくのを一緒の馬車に乗っていた央樹としゃべりながら景色を楽しんで待った。


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