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勉強です

第二六話です。

楽しんでいってください。

広場に集合した僕たちは団長の話を聞いていた。


「いいかお前達!今回の訓練は今日までだが、今日で終わったわけではないからなしっかりと気を引き締めて魔物と戦っていくように!けがをしたとしても慌てずに魔物を倒してから治せよ!みんな無事で帰ってくることを祈っている!」


「「「「「はいっ!」」」」」


 団長の演説が終わったところで僕たちは平原へと移動し始めた。


「よしっ。頑張るか~」

「頑張ってこいよ、央樹。僕はまた地獄かも知れないからな。」

「あー。おう。そっちもな。」


 うん。とうなずいてからロイスさんのもとへと向かった。そしてロイスさんのもとに行ったのはいいのだが騎士の皆さんがいなくて戸惑ってしまった。


「あれ?他の騎士の方達はどこにいるんですか?」

「あの人達は今日は他のみんなのサポートにまわっているよ。」

「え?どうしてですか?」


 僕がその理由を聞こうと聞いてみるとロイスさんはニヤッっと笑って言った。


「それはね、今日君には魔法の勉強・訓練をしてもらう事になったからだよ。」

「ど、どういうことですか?」


「えーと、君には魔力は少ないと思うけど魔法の才能はあると感じたんだよ。それでサニム様に魔法の事を滝君に教えてあげてくださいって申請してみたら了承してもらえたから今日から実行していこうと思ってね。」


 僕はこれを渡りに船だと思った。昨日考えていたことがすぐに出来るようになったからだ。


「だ、大丈夫なんですか?」

「うん。大丈夫だから早くサニム様の所へ行ったらどうだい?」


「あ、ではそうさせていただきます。ありがとうございます。」

「いえいえ。ガンバってね。」

「はいっ!」


 それから僕はサニムさんの部屋へと向かった。男女で宿が分かれているので女子の宿の受付にサニムさんを呼んでもらうようにいったらサニムさんはものの5分で受付の所まで出てきた。


「おはようございます。今日は魔法について詳しく教えてもらえると聞いたのでここへ来たのですが、今からでもよろしいでしょうか。」


「はい。大丈夫です。ここじゃ勉強が出来ないので個室の方へ行きましょう。」

「はい。」


 そう言って僕はサニムさんについて行った。


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