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何かいきなり親しくされました

第二〇話です。

楽しんでいってください。

昨夜ロイスさんに『永続付与可能』という能力を見せたことによりまたいっそうに警戒を強めることになった僕の脳内は、朝すっきりと起きられたのにどんよりとしていた。


(はぁ、ロイスさんに『あれ』を見せてもよかったのだろうか。まぁ見せないとどんどん詰め寄ってきそうだったから仕方なかったと言えばそこまでなんだけどさぁ。はぁ、これからが憂鬱だ。)


と、このような考えが頭の中で起きてから朝ご飯を食べる前までグルグルと回っていたのだが食べ始める直前、唐突に


「やぁ、滝君!おはよう!」

という声の主が僕の肩をたたきながら現れた。

「うわっ!びっくりしたぁ。な、何ですかロイスさん。」


「はっはっはっ、すまんな。そこまで驚くとは思わなかったよ。」

 そう、声の主はロイスさんであった。


「あ~、君たちもごめんね?」

そして僕と同様にロイスさんの大声にびっくりしていたクラスメイト達にも謝っていた。


「それで?何のようですか?ロイスさん」

「あぁ、昨夜の事なんだけどね?あれについてご飯を食べ終わってから話をしたいって思ったから、ご飯前に呼んでおこうと思ってさ。」


「へ?何か問題でもあったんですか?」

「あ。そういうことじゃなくてね……ってこの話はご飯に後!はやく食べ終わってね。」

「わ、わかりました。」


ロイスさんは僕に言うことだけ言って食堂から出て行った。

 そしたら隣にいた普段は僕と仲がいい男子生徒「西村 央樹」が


「お、おい。お前副団長と仲がよかったのか?」

「い、いや昨日まではそこまで仲がよかったようには感じなかったんだけどなぁ。」

「え。何かよく分からんことになってるな。」

「うん。自分でもよくわかんない。」

 そんな風に言葉の交わし合いをしながら僕たちは朝ご飯を胃の中におさめていった。




 僕たちは朝ご飯を食べ終わり各々自分の部屋に戻っていったが僕だけはロイスさんの部屋に用があるので、そちらに向かった。


 そしてついたのでノックをして「……どうぞ。」と言われたので中に入ってみると団長と

サニムさんが部屋の中にいた。


 やぁ滝君。まずはそこのいすに座ってくれたまえ。

 なぜかきざったらしい言葉とにやにやとした表情で(似合っていない)いすを勧めてきた。

(あ、なんかすごくいやな予感がして怖いんですけど。)


さて、今回は投稿を初めてやっとの二〇話目です。週一投稿なので遅いペースなのですがやっとここまでこれました。ありがとうございます!これからも頑張っていくので今後ともおつきあいお願いいたします。        よければブクマ・高評価していただけると幸いです。

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