ステータスがぁ
第15話です。
楽しんでいってください。
最初の訓練の日からそろそろ1ヶ月がたつ。
それまでに僕が訓練してきたのは『魔法』『剣術』『武術』『魔方陣』などなどいっぱいあった。
たたき込めるものはある程度扱えるほどに訓練をしてきたはずだ。……なのだがステータスがいまいちおかしい。なぜかこうなっているのだ。
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「戸板 滝」 17歳 男 レベル:18 職業:クラウン
筋力:180
体力:180
耐性:180
敏捷:180
魔力:180
魔耐:180
技能:全属性適性・全属性耐性・永続付与可能・魔法生成・全魔法行使可能・全武器使用可能・言語理解
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僕自身のステータスが1レベル上がるごとに10ずつしか上がっていかないのだ。
何か凶器的なものを感じるがこういうものだと割り切るほか無いのかも知れない。
(でも1レベごとに10って何なの?いじめ?これはいじめなの?)
まぁ魔法についてはいろいろと試してみて僕の技能の永続付与可能をコントロールすることがだんだん出来るようになってきて魔法を使える幅が広がった。これはいいことだと思う。
全てが平均過ぎるほどに同じ数字を貫いているので僕の身体に異変はない。これがいいことなのか悪いことなのか判断がつけにくいところではあるが今のところは安定しているのでこれでいいと僕は思っている。
ステータスがあまり増えなかったことには誤算だったがこういうものは他のことで補っていかなければならない。……だけど僕には『魔法生成』という技能があるのであまり困ったことにはなっていない。
ほんとにこの職業と技能があってよかったと思っている。
(うん。ステータスほちい)
まぁそういうのはおいといて。
これからクラスのみんなで遠征へ行くことになった。いや遠征というよりは魔物退治と答えた方がわかりやすいだろうか。とそういうことになったのでいまは遠征へ向けての準備をしている。明日には出発なのでしっかりと荷作りしていこうと思う。




