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四じゅうはち

 早朝のクレーム平原をスプラウトと共に行くことは、いつもネリキリーにいくばくかの喜びを与えてくれたが、今日はより心が上向いていた。


 昨日の買い物、真証石(マーリア)のおかげだ。これで心置きなく魔法を使えるようになる。


 今日はフラウ蜂の蜂蜜の採取。時間があればシュガレット草の採取をすることにした。

 クレーム平原に棲むアルミラッジを見かけたら、それを捕獲してもいい。


 ネリキリーは、薄荷(スース)から作った蜂よけ水を体に振りかけ、フラウ蜂が好みそうな花の近くの茂みを調べる。

 しばらく探すうちにフラウ蜂の巣が見つかった。

 もこもことした毛のついた比較的おとなしい蜂だ。ただ、繊細過ぎて巣箱での養蜂が難しく、自然採取しか行えないのが難点だった。


 ネリキリーは他の冒険者の採取済みの印がないか周りを調べた。

 一つの蜂の巣に対して、蜂蜜を取るのは二回だけと定められている。

 何度も蜂蜜を奪ってしまうと、蜂がやる気を無くして、蜜を集めなくなるからだ。


 幸い、この蜂の巣には他の冒険者の印は無かった。

 ネリキリーは冒険者組合(ギルテ)から借りた蜂蜜採取用の道具を使って、巣から蜂蜜を採取する。

 この辺りは、子供の頃に姫りんご(リープ・ポー)の花の受粉と蜂蜜採取を兼ねて家で、ささやかながら養蜂をしていた経験が役に立っていた。


 ネリキリーは蜂の巣を見つけては、蜂蜜を採取していく。

 目標の量の8割を集めた、次の巣で、ネリキリーは懸念していたルッカルッカに出くわした。


 ルッカルッカはフラウ蜂の寄生植物だ。魔物と幻獣の中間に位置する動く植物。


 ルッカルッカは蜂の巣を取り巻いて花を咲かせていた。

 茂みに紛れる緑の花。


 厄介であり、そして幸運でもある。ルッカルッカの花の蜜は香りがよく、高級品だからだ。

 さらに、ルッカルッカが寄生している蜂の巣の蜜は通常より多く採取できる場合が多いうえ、ルッカルッカ自体も素材として価値があった。


 ネリキリーは慎重に鎌を取り出した。巣を壊さず、かつ、ルッカルッカを刈らねばならない。


 茂みを分けて、ネリキリーはルッカルッカに鎌を振るった。


 茎を刈り取る手ごたえ。しかし、期待していたより刈り取った量は少ない。


 危険を察知して、ルッカルッカが身をくねらせて避けたためだ。


 同時に自分とフラウ蜂の巣を守るように葉が急激に伸びる。


 伸びた葉がしなやかな鞭のようにネリキリーを襲った。


 葉には、鋭いとげがついている。

 寄生する蜂のように鋭く、蜂よりも強い毒をもったとげ。


 ネリキリーは後退して攻撃を避けた。それを追ってさらに葉が伸びた。


 足元が狙われる。


 ネリキリーは予測できず、たたらを踏んだ。


 別の葉が頭を攻撃してきた。ネリキリーは鎌を振るいそれを凌ぐ。


 硬化した葉と鎌がかみあった。ネリキリーの武器の硬度が勝る。


 葉を断ち切る音。しかし、足元の葉がネリキリーの足首を捕らえた。


 長靴(ちょうか)にとげが食い込む。


 ネリキリーは引き倒されそうになって、鎌で応戦し、絡んだ葉から逃れ、茂みの外へと出る。


 そこから、ネリキリーは反転して攻勢をかける。


 茂みから伸びてくる葉を避け、刈り取っていく。


 茂みの中では思うように動けなかったが、外ではこちらが有利だ。


 ルッカルッカを刈る時は、いかにして葉を茂みの外へとおびき出すかにかかっている。


 茂みの中でルッカルッカに捕まったら、フラウ蜂の巣を犠牲にして魔法を放つほか逃れる手立てはほぼない。


 しかも幻獣であるフラウ蜂を損なうと少なからぬ罰金が待っている。

 従って、魔法を使うこともままならず、地道に攻撃手である、ルッカルッカの葉を刈り取っていくしかないのだった。


 伸ばされる葉を刈って、刈って、刈って。

 ようやく、ネリキリーはフラウ蜂の巣に再び近づけた。


 花だけになったルッカルッカをすべて刈り取り、フラウ蜂の巣へ手を伸ばす。


 白と黄色の柔らかな毛でおおわれた丸い蜂の幻獣は、ルッカルッカとネリキリーの攻防も知らぬげに、薄荷(スース)の匂いを嫌って飛びたった。



 シュガレット草を狩り終え、ネリキリーはいつも通りにメーレンゲの町へ戻ろうとスプラウトを進める。

 残念ながら、アルミラッジには出会うことは無かった。


 冒険者組合(ギルテ)まで戻ると、何やら町の人間三人とラスクが騒がしく話をしていた。

「何かありましたか」

 ネリキリーはラスクに声をかけた。

「ワームだ。尋常じゃない数のワームが八つ葉楓の林に取りついてる」

 問いかけに答えたのは、ラスクではない町の人間だった。


 今年はワームの発生が早い。先日、カレヌが言っていた言葉だ。


冒険者組合(ギルテ)に依頼が来て、昨日(きのう)、駆除に行っていたのを見ましたが」

 ネリキリーは昨日(さくじつ)カレヌと行き合ったことを話す。

「それを聞いて、今朝になって樹液を取りに行ったら、木肌いっぱいに取りついてやがった。多少の数なら俺たちだってオーランジェットの男だ。槍無しでも、自分で始末できるが、ああ多くちゃ、こちらがやられちまう」

 冒険者組合(ギルテ)から、駆除完了と報告がきたから、行ったのにこれでは契約違反だと、男達は冒険者組合(ギルテ)に乗り込んできたらしい。


「昨日、かなりの数のワームが冒険者組合(ギルテ)に運び込まれております。駆除を行ったのは確かです」

 ラスクが説明をしているが、町の者は納得をしてくれない。

「ラスクさん、昨日(きのう)駆除を行った者たちは?」

 ネリキリーが尋ねると、彼らは別の依頼を受けて出払っているとラスクは答えた。

「判りました。私が様子を見に行きますよ。できるなら、多少ともワームを駆除します。お話の通り、あまりに多いなら、早めに手を打たないと。カレヌ達が戻ってきたら、後を追うように伝えてください」

「頼めますか。ただ、無理はしないでください」

「もちろんです。ラスクさん、採取してきたフラウ蜂の蜂蜜とシュガレット草を置いていきますので、査定をしておいてください」


「あんたが行くのか」

 依頼人の中でいちばん大柄な男がネリキリーを上から下まで眺める。

「ラスク、こいつだけじゃ不安だ。駆除用の槍を貸せ。俺たちも行って手伝いをしてやる」

「それは止めたほうが」

 ラスクが止めるが、相手は強引だった。

「言ったろう。俺たちだってオーランジェットの男だと。ちゃんとした武器があれば、ワームくらい倒せるさ」

 他の二人も、そうだと賛同する。

 ラスクはしぶしぶとした呈で、男達の申し出を受けた。


「わかりました。ただ、私ども冒険者組合(ギルテ)は、武器はお貸ししますが、怪我をなさっても責任は持てません。ハギス、フォンドボ、チョーク。よろしいですか」

「いいぞ」

 三人がラスクに同意する。

「では、貸与の書類に署名を」

 三人は、ラスクが取り出した書類に名前を書き入れる。

「ネリキリーさん、ダメだと判断したら、速やかに撤退してくださいね。……あなた方も、けして無理はなさらないでください」

 ラスクの心配をよそに三人は「任せろよ」と自信満々だった。



 四人は連れ立ってクレーム平原の西にある八つ葉楓の林に向かった。


「あんた、オーランジェトの人じゃないんだろ。どこの出だ?」

 どこで聞いたのか、ハギスがネリキリーに問いかけてきた。

「カロリングですよ」

「ほう、カロリングか。珍しいな」

 チョークも興味をそそられたようだ。

「雪深く、体の大きいことで知られるガリオベレンの連中は冒険者になることが多いが、カロリングは豊かだろ」

 最初に問いかけてきたハギスが言う。

「オーランジェットほどではないですよ」


 芳醇のカロリング。竜翼の誓いの同盟国の間でよく使われている言葉だ。


 ガリオベレンは大陸の北にあり、領土は大きく鉱物資源は多いが、冬が長く実りは少ない。


 南のサラスーンは、乾いた土地が多く、国の真ん中に砂漠がある。ただ、大きな金山銀山を有しているのと、砂漠の中の塩湖のおかげで塩の生産は大陸一だった。


 大陸の東にある三日月形の島国アーシアンは、国土が狭いわりには山林が多い。代わりに紙の原料である紙織麻(カナッフ)が育ちやすく、大陸に流通している紙の七割近くがアーシアンで作られている。


 国土も広く、資源もそこそこあり、豊かな穀倉地帯をも擁しているカロリングは、オーランジェットに次ぐ豊かさを享受していた。


「オーランジェットは豊かだが、こうしょっちゅう魔物が出るんじゃなあ。よその国の奴等が羨ましくなる時もあるよ」


 隣の庭の花は赤いと言うやつだ。

 他国の者は、オーランジェットを竜王フロランタンの国、幻獣の国と憧れ羨んでいる者も多い。



 八つ葉楓の林が見えてきた。


 そばに寄ると、三人の話が嘘でないことが知れる。

 かなり離れたところから見ても、大小のワームが木に取り付いていた。


 ワームは、体は細長く蛇に似ているが、目がない。

 大きさ、長さは様々で、人の足で踏み潰せるようなものから、人と同じ長さのものまでいる。


 魔物としての強さは下の上。

 単体ならばさほどでもないが、必ず群れでわく。


 そして、木肌を溶かすぬめりを体に帯びていた。


「毎年の事とは言え、いつ見ても気持ち悪いな」

 依頼人の一人、フォンドボが吐き捨てるように言った。

 ネリキリーも内心で同意する。

 ワームの姿は人にどことなく嫌悪感をもたらす姿だった。

 うねうねとした動きも嫌悪感を増長させる。



 ネリキリーは持参した短めの槍で、八つ葉楓の幹を撫で下ろすように、いくつかのワームを切り裂いた。


 隣では同じように、依頼人が冒険者組合(ギルテ)から貸し与えられた槍をふるっていた。


 自分達で言っていたように中々の腕前だが、力が入りすぎて、楓の木にも傷をつけそうだ。


 冒険者は、この加減が上手くないといけない。

 我々のやるべきことは、八つ葉楓をワームから守ることだから。

 そして、ワームを一撃で仕留めることができなければならない。


 依頼人の一人が、ワームを仕留め損なった。

 中途半端に切り裂かれたワームが捨て身の反撃を行う。


 目もないというのに、ワームは攻撃したフォンドボに向かって跳んだ。

 ジリとフォンドボの服の一部が溶ける。

 ネリキリーは、槍を旋回させて、フォンドボに取りついたワームだけを叩き落とした。


 1APS Duc mag //Ae FRG//Aq


 真証石(マーリア)の力を使って大気から水を取り出し、ワームが取りついた部分を洗い落とす。


 ネリキリーがワーム狩りを避けていた理由がここにある。

 一撃で仕留められなったワームは攻撃者に向かって必ず跳んでくる。

 ワームの身体から出た体液は、服や革の防具を溶かす。

 そして、その下の皮膚も。従ってワームに取りつかれたら、すぐさま水で洗い流さなければならない。


 魔法で水を作り出し、洗い流す。

 ワーム狩りは、それをたびたび繰り返し、魔法を使い続けることになる。

 しかし、ネリキリーは……


 魔力を封じられた真証石(マーリア)を手に入れて、その心配は軽減した。

 今、ここにいることができるのもそのおかげだ。


 四人はいったん、後退した。

「大丈夫ですか」

 ネリキリーはフォンドボに声をかけた。

「ああ、少し服をやられたが、体は無事だ。ありがとう」

「良かった」

 ネリキリーはその言葉で安堵する。自分がそばにいるのに依頼人が怪我をするのは、やはりいただけない。


「だけど、ネリキリーだったか。ワームを倒すのも、フォンドボに付いたワームを落とすのも、水を取り出すのも速かった。上手いもんだな」

 ハギスがちょっと感心したと言ってくる。

「駆け出しですが、一応は冒険者ですから」

 ネリキリーはかすかな微笑をたたえてそう答えた。



 ハギス達も今度は慎重にワームを狩りはじめた。


 一匹、一匹、確実に。

 ごく稀に仕留め損なっても、回りの者が即座に対処した。


「切りがねぇな」

 一つ二つ、服に穴が空いたハギスがいまいましげにワームを睨む。

 無傷なのはネリキリーだけだ。


 すでに四人で20本近くの八つ葉楓から、ワームを駆除しているが、まだまだ楓の木の数は多い。


「こう、ぱーっとワームを一辺にかたずける方法はないのか」

 チョークが訊いてくるが、ネリキリーは、申し訳ないと首を振った。


 冒険者に成り立ての頃、他の新人冒険者と共にワーム狩りに参加させてもらった。

 その時に、先輩の冒険者から教えてもらったのが、この方法だった。


 ただ、その時のワームは、一本の木に数匹程度と数がかなり違う。


 今、ネリキリー達の足元には、駆除されたワームの体が大量に転がっていた。


 冒険者組合(ギルテ)の資料には林にある八つ葉楓の木は400から500本ほど。

 四人ではとても今日中にワームをすべて駆除するのは不可能だ。


 ネリキリーは槍を収めて、撤収を提案しようとした。

 ワームは仲間意識が薄く、一斉に襲ってくることがほぼないのがありがたい。


 動きを止めたネリキリーの耳に騎獣の足音が届いた。

 振り返れば、カレヌや見知った顔の冒険者達がこちらに向かっているのが見えた。

 人数は15人ほど。普段は事務仕事をしている冒険者組合(ギルテ)の職員も二人いた。駆除したワームを乗せるための荷馬車もある。

 駆除したワームの持ち帰りを方法を失念していたネリキリーは馬車を見て、良かったと思う。


「これはまた、ひどいな」

 カレヌが騎獣を降りるなり言った。

「昨日、駆除したんだよな」

 ネリキリーはカレヌに確かめた。

「あらかたな。10や20の取りこぼしはあったかもしれんが、問題になる数じゃない」

 カレヌの言葉通りなら、翌日にまたここまでになるのは尋常ではない。


「ハギスさん、フォンドボさん、チョークさん。ご協力ありがとうございました」

 コナーが依頼人の三人に声をかけた。

「ここからは我々が行いますので、お三方は駆除し終わった八つ葉楓から、樹液を採取してお戻りください。お仕事もお有りでしょうから」

 男爵家に連なるコナーは物腰が上品だ。彼は貴族の義務である魔物狩りを冒険者として行うことを選んだ一人だった。


「そうさせてもらうよ。それにこの規模だと、俺らの依頼だけじゃなくて、町ぐるみの依頼にしなきゃならんだろう。その(あたり)も町に戻って話あわなきゃならんから」

 ハギスはコナーに答えてから、最後の一匹とばかりに槍を振るった。


「駆除していただいたワームの代金は、槍の貸し賃その他を計算して、依頼料から差し引かせていただきます」

 職員の一人が樹液を採取しだしたハギス、フォンドボ、チョークの三人に説明している。

 もう一人はネリキリーのそばに来た。

「ラスクさんから、回収の手伝いを言いつけられました」

 言って、冒険者組合(ギルテ)の職員は、金属製の挟み棒と回収容器を持って、散らばっているワームを集めていく。


 そんなやり取りの中、冒険者たちは、ワームを駆除に林に広がる。

 ネリキリーも下ろしていた槍を再び構え、ワームに切りつけた。


 さらに、ニ時間ほどもワームを駆除した頃だろうか。

 冒険者達は、いったん林の外に出た。

 すでに、一人あたま15本分の楓をワームから救い出している。

 依頼人に気を使わなくなった分と、錬度が上がったネリキリーも駆除速度をあげていた。



「どこかにワーワームがいるのかもしれないな」

 地につけた槍を支えにするようにして、一番年上の冒険者であるバンスタインが言った。

 彼はガリオベレン出身の冒険者だ。

 体格も良く、がっしりとしていて、まさにガリオベレンの冒険者という容姿をしていた。

 体力を誇る彼も、二時間のあいだ槍を振るい続けるのは相当きついようだった。


「ワーワームが!?勘弁してくれよ」

 イーネスが右手で顔を覆う。少し軽い感じの言動が多いが、冒険者歴はこの中で3番目に長い。

 オーランジェットの南にある港町、ノンポリから来たと以前に聞いた。


 ワーワームを勘弁してくれと思うのは、この場にいる者の総意だろう。

 ワーワームは、ワームが八つ葉楓を完全に乗っ取ることで発現する中級の魔物だ。


 小さいワームが楓の中に入り込み、洞をつくると、次第に大きくなりながら、木の中で数年を過ごす。

 大きくなったワームは二つに分裂して、一方は楓から出て行き、地面の中で大量のワームを発生させる。

 これを1日単位で繰り返す。

 ワーワームが乗っ取った八つ葉楓を見つけて退治しなければ、延々とワームの駆除に明け暮れることになる。


 楓の中にいるので、非常に見つけにくいことが特徴だ。さらに、見つかってもワーワームは攻撃力がかなりある。普通なら仲間意識がないワームもワーワームを攻撃すると、それを守るために動くのも敵が手強くなる一因だという。


「とりあえず、今日は出来る限りワームを駆除しつつ、ワーワームが乗っ取った八つ葉楓が見つかれば、退治。見つからなければ、ラスクさんや町の人と相談して、明日はもっと人の動員を行い、ワーム駆除を遂行する。それしかないでしょう」

 コナーが的確に、しかし、ややうんざりした口調で大まかな方針を示した。


「対策としてはそんなところしかないか。よし夕方までに、今いるワームは狩りきるぞ!」

 バンスタインが槍を持ち直して気勢を上げた。

「やるか!」

 ネリキリーを含む冒険者達は、自らを励ますように大きな声でそれに応じた。


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