愛の見えない空
全て偽りだったの?
その優しさも その微笑みも・・・
愁いに抱かれた愛は
絶望の中で今も彷徨い続けて
このまま孤独と歩いて行くのか
星の見えない空に問いかけても
答えは見つからなくて
誰か僕に教えてくれ・・・
永久に望まれない物語だから
夢でいいから抱きかかえていたい
重なっていた時間だけはずっと消えないで
透明な頬を伝う雫が零ちた
「この想いを乗せて届くように」
綴り続けた理想は
貌を変えて「憎しみ」となり
「十字の傷が痛むだろう?」
この手で刻んだ誓いの証
歪んだ理想に嘆かれて
苦しみ感じた 誰かの悪戯なのか
掲げた脅えるその右手に
「真の愛をあげよう」
永久に望まれない物語だから
夢でいいから抱いていたい
重ねた時間だけはずっと消えないで
濁った頬を伝う愛が零ちた