始まりの根
初の試みで不安ですが終わらせる様に頑張ります。
基本、BL、ダーク、パラレル色んな要素入れ続けたい……
陰陽学園……それは陰陽師関係者や目指す者達の場所。素質あれば恵めれ、無ければ卒業後は力は封印され一般人として送られる……
そんな学園に劣等生の俺は何故いるのだろうと思う………五代家が一人、狗神家の親戚としてなんの価値あるのだろう……どうしたってもう妹はもう…戻らない……冷たい、冷たい記憶の雨が今も痛い…
元気な声の男子生
「よう、犬ころ!ここでなしにしてんだ?」
はぁ〜………
今は聞きたくもない声の主を無視する。
元気な声の男子生
「お前な〜嫌味くらいは返すものだぞ、こういう時……妖怪でも外にいるのか?」
彼の名前は狐我静。
五代家時期当主がなぜか俺、
狗神涼に良く話しかけてくる遠い存在。
涼
「……考え事しちゃいけないのか?」
静
「駄目じゃないけど…考え事…ねぇー
……その答え出た?」
時々、一瞬ヒヤッとする時がまさにこれ……
当てられたかのよう返答は時期当主の素質だろうか?
涼
「別に良いだろ!答え出すものでもねーし…と言うか何しに来たんだよ…」
変に本心を知られたくなくてわざとぶっきらぼうに話す。本当は駄目なんだろうけど………
静
「あー、ちょっと知りたくてな〜
犬ころのクラスも今度の課外授業あるのか?」
涼
「課外授業…今は言われてない………
けどあると思う…それがどうかした?」
陰陽師が集う学園なのか課外授業も特殊であった。
基本毎年、時期違えど四回課外授業があり、参加は最低でも二回ほどしなければいけない規則がある。
静は口ごもり、考え込んだ後、話始めた。
静
「今年は少しずつ可笑しくなっているからもしかしたら今度は合同になるかもって話になってる。
だから…遅くなってるのも……話が纏まってないから…かなって……
実際に三年生は今年、課外が異常に多くなっている……二年生も恐らく駆り出される…」
確かに今年、始まって半年なのに三年生と言えど今年だけでもう達成数を越えようとしている……そうなると二年生も…は分からなくもない………
静
「まぁーそれだけだ…気になっただけだ……じゃ」
普段よりも変な様子を感じながら見送ってた……
時期当主として何か感じをとったのだろうか?
結局、俺はこの時知るよしもなかった…この課外授業と狐我静でまさかこの先の人生が変わるなど………