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にょ

　4/1午前0時にそ(・)れ(・)は突然起こった……。

　日本いや世界の15〜22までの人間が地球上、宇宙、から消えたそ(・)れ(・)に、例外はない。跡形もなく全ての人間は消えたのである。

　国家間が協力し原因を探したところでそ(・)れ(・)を突き止める事など不可能。これは人間が崇めている神とは全くの別物、一柱の何かによって起こされた娯楽で人間程度では知れる由もないものであるからだ。

　な(・)に(・)か(・)は暇を持て余していた。そして、突発的に思いつく新たな界を作ろうと。な(・)に(・)か(・)が指を鳴らせば周りに新しい空間ができ始め、その空間は大きなエネルギーを伴って拡大していく。そして新たにできた界の付近にあったな(・)に(・)か(・)から出た靄が吸い込まれ、靄から星が形成される。様々な星が形成され、ある一つの星に知的生命体が発生した。

　な(・)に(・)か(・)は思う。界を似た生き物の住む別の界から移動させようと。そこに理由など無い、疑問に思った訳でもなく、ただそう思っただけ。そして、ただ移動させるだけでは面白みが無いとも。ここでな(・)に(・)か(・)は娯楽を感じ取る分身を作り始めその星で遊ぶ事にした。

　それに選ばれたのがたまたま数ある内の地球という星に住まう人間達であったというだけなのだ。