表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
くらい日向  作者: 太一
16/17

親友

殺した、と言うと語弊があるのかもしれない。

一般的には、自殺幇助、とでも言うのだろうか。

いや、幇助と言えるほどのこともしていないのだ。

だけれども、彼を見殺しにしたことに変わりはなかった。


彼が人生に飽きないよう、面白いと思った本や漫画を勧めた。


彼が寂しくならないよう、毎日のように押し掛けて遊んだ。


彼が退屈にならないよう、私の失恋譚を語ったりもした。


でも、最後には自死を選んだ。

頑なに自殺願望を捨てない彼に、私は諦めてしまったのだ。

最後の会話はインターホン越しだった。

私は「何もしてやれなくてごめん」とだけ。

彼は「いや、こんな僕に付き合ってくれてありがとう」とだけ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ