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暗黒勇者は、異世界に旅立つ。  作者: 青龍夜空
3/7

皆でトイレに行こうっ!!

主人公、どんだけトイレに行きたいんだ‥‥って周りに思われています。王様含め。


最初の方、自分で書いててすごい恥ずかしかったです。


あれを皆の前で言う主人公のメンタル ヤバいな‥‥。


  

 



「ちょっとトイレ借りて良いですか?」


                    




……と自分でも空気読めてないと思う発言をした俺。 


反省はしてないし後悔もしてない。



急な俺の空気読まない発言に王達も戸惑っているようだ。


そこにもう一言、


「マジで、漏れそうなので早くして下さい。本当に漏れるから。」  



そう言うと、王が正気に戻ったのか



『……分かりました。おい、勇者様をお連れしろ。』


 『はい、分かりました。勇者様、参りましょう。』


    









ーーーー




外には、俺達以外誰もいなかった。


そういえば王の側に皆居たな。

見張りは、城の前にちゃんと居るんだろうけど。

そして、なんかこの城1番の強さを持ってそうな奴が俺の側に居る。

後、数人の兵士。


召喚したての勇者がこいつに勝てるはずがないという王の慢心だろう、それが今回役に立ったな……。ありがたい。






これでようやく……

              




力を出せる。





だが、油断は禁物だ。

仮にもにも王の奴が勇者の俺の見張りを頼んだのだ。気をつけないと。



『ん?どうかなされたのでしょうか……?』 


油断はしない。絶対にだ。


「 悪いな。 暗黒魔法【奇術師の翻弄】」 


どうだ……?まさか効いてないって事は、





‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


‥‥‥‥‥‥‥普通に効いているな。全員、口から泡を出し気絶している。



この暗黒魔法の【奇術師の翻弄】は、魔法を使った対象に絶対的な命令を行う事ができる。


命令の内容は今やった気絶や、体を動かせなくする簡単な物から、味方同士での殺し合いや、情報の隠蔽など物騒な物まである。


ちなみに1番恐ろしい事にこの能力、相手に死ねと言ったら本当に自殺するのだ。

情報の隠蔽は出来るには出来るんだが、大体一日で消えるらしい。能力は、一瞬で出来る事に向いているみたいだ。どうせ、1日過ぎたらばれるのだからもう気絶させようと思って今の行動に移った。



それにしても、こいつステータスどれくらいなんだ……? 不意打ちで攻撃したから良く分からなかった。


             「鑑定」



【名前】ミルア・ラーレ 【種族】人族(獣人族) 【年齢】27歳


レベル 131  


【称号】ヨヒラ王国最強の男 脳筋 【スキル】剣神の構え 身体能力強化 鬼神


【属性】火 水 (闇) 【固有魔法】なし


【HP】1955/1955 【MP】2100/2100



これは……


【スキル】剣神の構え‥‥剣の道を極めた者に与えられるスキル。発動時、剣でのダメージが上昇する。


【スキル】身体能力強化‥‥身体能力を強化する。ステータスが2倍になるが、発動中MPが1分に5ずつ減っていく。


【スキル】鬼神‥‥発動時ステータスが3分だけだが、5倍になる。1日に1回しか使えない。


ヨヒラ王国の姫に片思いをしている。彼女の性格の悪さも知っているがそれでも奴隷だった自分を助けてくれた命の恩人と感じている。しかし、獣人という事と闇魔法の事がばれるのが怖いので、闇魔法でステータスを隠蔽中。





スキルを発動されてたらヤバかったな……、というか 間違いなく負けていた。


鬼神強い……。



そして新事実なんだが、この国、ヨヒラ王国というのだが獣人を差別しているみたいだ。こいつも言い出せなかったんだろう、闇魔法も使えるみたいだし、言ったら間違いなく殺されるからな。



    


     








……なんか一気に疲れたわ。


……勝手に召喚されるし。



         






「もうそろそろ行くか……。」



   



 俺は魔法を唱えた。








「時空間魔法【転移】」



                    


                          





ヨヒラ王国、町の前へ。




魔法の仕方は、頭の中に自然と浮かんできます。



主人公 「マジで漏れるから早くして下さい。本当に漏れるから。」 これを真顔で言う主人公、マジ大根役者。そして、これにひっかかる王様も王様やってて大丈夫なのかというくらい騙されやすい。




次回は、ちょっと途中で出てきた ミルア・ラーレさんの話になります。


 今はまだ関係ないですが、後々主人公と関わっていくので書いておこうと思います。 これから、本格的に主人公は人と関わらなくなって来る。彩夏君は、人間も魔族も今のところ嫌いです。信用出来ないから。

 その点、獣人は好き。耳やしっぽに感情が現れるから。元から動物好きだからかもですけど。



     ‥‥ヒロインがこの小説に出て来るかも怪しい。今の所、未定です。

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