勇者にどう思われてんだよ俺
俺はさっきまで、依頼をこなしてた。何とか速く終わらせようとし急いだ、何故かってそれは少し勇者達の事が気になったからだ。依頼を終わらせ城に戻り侍女に
「あの部屋でお待ちしていて下さい」
と言われたので、のん気に待っていた。数分たつと陛下と勇者達が来た。
「何故シンクが、用事は?」
「あぁ、直ぐに終わらせて来た」
「そうか」
勇者達が俺を見ている・・・念のため自己紹介でもしておくか。
「シンクです、魔導師を遣っております。宜しくお願いします」
「あっ、真情 直哉です」
「直哉、こっちでは・・・」
「そっか」
「えっと、コウキ・シンジョウです」
「ナオヤ・カミヤマです」
「宜しくお願いします」
「挨拶も終わったことですし、此方へ」
殿下、いつの間に。
俺、陛下、殿下、コウキ(様)、ナオヤ(様)が椅子に座った。
「ではまず何から聞きたいですか?」
「では、なぜ俺らが呼ばれたかを・・」
ナオヤ(様)が質問してきたか。
「この世界を魔王が襲ってくるということが解ったのです、その前触れか魔物達が我々人間を襲ってくるのです。魔王を倒すには勇者様が必要なのです」
「それで、俺達を召喚したと・・・」
こんどは、コウキ(様)か。
「はい」
「もう一つ、何故俺達二人のどちらが勇者なのですか」
鋭いなナオヤ(様)
「それは私にも知りません」
「「えっ!」」
「本当でしたら、勇者1人を召喚するはずだったのですが、此方にいるシンクが二人くるように召喚したと言うのです。シンク理由を」
やっとか・・・
「異世界から1人召喚され同じ世界の人間がいなにのはとても不安になるでしょう、そうなれば魔王を倒す前に勇者が精神疲労で倒れてしまう、その可能性もあると思い勇者と賢者を召喚しました」
「「成る程・・」」
「流石だシンク」
「いえ」
まっ、これはあのクソ神から言われたんでね。
『お願いね~』
あのやろぉ~
「シンク殿」
「シンクで好いですよ、何ですか」
「それで、俺と直哉のどっちが勇者なんだ?」
「そうです」
「解りません」
「「は?」」
勇者2人に不思議がられる俺でした。
つかどう思われてんだ俺。