魔王と勇者にあってしまった日
先日王に頼まれて空にある空城にいる。えっ、付くのが速いって、それば瞬歩を使ったからだ。
「早速、勇者の剣とやらを取ってくるか」
俺が城に入ろうとすると・・・・
誰かが塞いだ。
「行かせるわけには、行かないな」
「・・・誰だ」
「俺は魔王だ」
「魔王か、まさか魔王直々に此処までくるとは思わなかったな」
「だろうな、本当だったら俺は来ない、けれどお前に興味が沸いてな」
「興味?俺なんかに」
「あぁ、俺には今日召喚される勇者よりお前のほうが強いと思ってしまってな」
「!・・・如何してそう思った」
「俺は魔王だからな」
「そうですか、それで俺の邪魔をするか?」
「いや、お前と会って見たくてな」
「そうか、じゃあ行かせてもらうぜ」
「あぁ、そうだ名は何と言う」
「シンクだ」
「そうか俺はヴィストリア・セーグだ」
「魔王も名前あるのか」
「あぁ、お前達が来るのを楽しみにしている」
ヴィストリアはいなくなっていた。
「さて、行くか」
空城内部・・・・
「これはまた・・・・すごいな」
俺の目の前には剣があった。それも途轍もなく金色に光っていて。
「流石、勇者の剣か・・・・ん?なんだこの剣」
勇者の剣の横にもう一つ剣があった、その剣は銀色に光っていた。
「念のため両方持っていくか」
俺は二つの剣を持って城を出た。
「さて、早くシーラス王国に戻らないとな」
瞬歩でシーラス王国に向かった。
「もう勇者召喚終わっちゃったかな」
そう考えながらシーラス王国に戻るシンクであった・・・・
その頃、シーラス王国
「なにっ!勇者召喚を行うときの魔術師が足りない!?」
「はっ、あと50人のSSSSランクの魔術師が必要です」
今、イーラス王国では勇者召喚を行うときの魔術師が足りなく、召喚の儀が遅れられていた。
「シンクはまだ帰ってないし・・・・」
「っ・・・」
「陛下!!」
「どうした」
「シンク殿がお帰りになられました!!」
「そうか!ではシンクを連れて神殿へ行くぞ!」
王・王子・シンクが神殿へ向かった。
「ここか」
「シンク頼むぞ」
「あぁ」
俺は魔方陣がある場所に向かい、魔方陣に魔力を注いだ。魔方陣が光だした、ついに勇者が召喚される。陛下は関心しているようだ。
『さすがシンク、あと50人のSSSSランクの魔導師が必要なのにシンク1人で50人分の魔導師を埋めるとは・・・やはりシーラス王国一の魔導師だな』
王は関心しているのであった。
「父上のん気に関心していないで、ちゃんとしてください」
「悪い悪い」
「ついに始まりますよ」
「そうだな」
そして、魔方陣から人が現れた。
「なんだ?」
「何処だ此処」
「知るわけないだろう」
周囲が騒ぎ始めた。
「二人・・」
「失敗か」
「そんなわけあるか、シンク殿がいるんだぞ」
「静まれ!!」
王が言った。
「シンクこれは・・・」
「大丈夫です陛下・殿下、これは俺が二人来るようにしました」
「そうか、あとでその理由を聞かせてもらう」
「あぁ」
「勇者様」
王は二人に話しかけた。
「私はこの国の王、カリベル・ラース・シーラスです」
「私はその息子この国の第一王子のハリベル・ガーズ・シーラスです」
「お二方、お名前は?」
「真情 光輝です」
「神山 直哉です」
「シンジョウ様とカミヤマ様ですか」
「いえ、それは・・・」
「陛下、きっとそれはお名前ではないでしょう、きっとコウキ様とナオヤ様でしょう」
シンクが言った。
「そうなのですか」
「はい」
「では、コウキ様・ナオヤ様、此方へ。此処が何処なのか教えましょう」
「「はい」」
「陛下、では俺とは後ほど」
「シンクも来ないのか」
「俺は少し用事があるんだ」
「そうか、解った」
俺は瞬歩でその場をたった。
~光輝視点~
俺らはいつの間にか変な場所にいた。国王やら王子やら魔導師やら異世界なようだ。直哉はいつもどうり冷静・・・なんでだよ!
王様が名前を聞いてくるのだ、
「真情 光輝です」
「神山 直哉です」
俺につずいて直哉が言った。
「シンジョウ様とカミヤマ様ですか」
王様がなんでか苗字を言ってきた。
直哉が何かに築いたらしく
「いえ、それは・・・」
その時・・・
「陛下、きっとそれはお名前ではないでしょう、きっと、コウキ様とナオヤ様でしょう」
黒いコートを着てフードで顔を隠していた人がいた、誰?
「そうなのですか」
「はい」
直哉が言った、だから何でそんなに冷静なんだよ!!??
「コウキ様・ナオヤ様、此方へ。此処が何処なのか教えましょう」
なんか直哉が行くきみたいだったので、
「「はい」」
返事をした。
その時、またあの黒いフードで顔を隠した男が・・・だからなんだよこの人!?
「では、陛下俺とは後ほど」
謎の男が話しかけていた。
「シンクも来ないのか」
シンクって言うのか。
「俺は少し用事があるんだ」
この人王様にむかって・・・さっきとは別人!
「そうか、解った」
いつのまにか、シンクって言う人がいなかった。
本当なに!あの人!
直哉も気になったらしく、直哉が王様に聞いた。
「彼はシンク、この国一の魔導師です。コウキ様とナオヤ様を召喚した一人です、お二方を召喚するのに魔導師が足りなく困っていたんです。シンクはその頃私が依頼し、いなくて大ピンチな時丁度その頃かえってきて、あと50人必要だったのが、シンク1人で50人分の魔力を埋め、無事にお二方を召喚したのです」
なんか、すげぇんだなシンクって人。
「カリベルさん」
直哉が王様に話しかけた、勇気あんな。
「なんでしょう」
「シンク殿はなぜ顔を隠しているんですか?」
おっ!それ俺も聞きたい!
「それは私も知らないんです。誰一人見たことがないんです」
マジっ!
「王であるカリベルさんに対してもあまり敬語を使ってなかったようですが・・・」
そういえば・・・
「私が許可したんです、つきました。この部屋へ」
その部屋はとても豪華な部屋だった、そこにはシンクっていうひともいた。
用事があったんじゃないの?
そう思いながら部屋に入った。