1/1
初めてあったときは
初めてあったときはイケスかない女だった。近付くことでさえ嫌だった。好意をもって話しかけられることはないと思ってた。例え理由ありきでもあんなことをしたのだから当然だと思ってた。
一度決めたら聞き分けない自分だから彼女の夢を叶えたかった。いつも隣を気にしてた彼女の夢を。
幸せを共有する相手が貴女で良かったと幸せを感じることが、たくさんあるからなんだって出来るんだ。
恋心を抱いても10センチの距離に立っても手を伸ばしたところで届かないこの距離が、辛くても私は貴女のためでありたい。バカな女だと思う。それでもいいと貴女のそばで笑う。偽りの笑顔だったとしてもそれ以上関係を、進展させてはいけない。