2 ちょま、私の小説ゴミじゃない?
緊急で執筆しております。
ついさっきまで私は、好きな小説を見返したり、自分の過去作を読み直したりしていました。
なぜって? やる気がなくなったからです。
私は書けないとき、「自分の過去作を読み直し」ます。
そうすると、絵を描いてる人を見て自分も描きたくなるように、なんだか小説を書きたい気持ちになっていきます。いつの間にかキーボードをカタカタできてしまうのです。今はスマホでフリック入力してるけど。
まあそれはともかく、今、‘’好きな人の「付き合って」が、嘘告だったと知ってから‘’が、上位入りさせていただいています。ありがとうございます。
安定している、とは言い難いですが、10でも20でもポイントが入るようになってきています。日々感動・感謝しかありません。一年前なら確実に想像できないことが起きているのだから。
よーし、この調子で書いてこう!と思ったけれど、今日はすぐに書く気が起きず。
物語を書く手も止まりました。ダラダラしているのも時間の無駄です。そんなわけで、やる気を出すための材料としてこの作品も共に読んでいたのですが……。
思ったことを正直に告白します。
読者さん!! あれ、おもしろいですか!?
……いえ、決して、「お前ら見る目ないな、こんなの好くなんて」などと言いたいわけではありません。
単純に、作品に対する自信を失っただけです。
小説書きはよく、「これおもしろいかなぁ」と思い悩むことがあるのです。私だけかもしれないけど。
これを書き終えた瞬間はおもしろかった。投稿した当初はおもしろかった。けれど、ちょっと寝かせて冷静になってふと客観的に読んでみたら、「え、なにこれ」と感じるところばかりでした。
私が読んで一番に思ったのは、「展開早くね?」「描写少なすぎね?」です。
いつの間にか嘘告されて、いつの間にか進級していて、そしていつの間にかクレクレがあとがきに記されている。
スクロールしていたら、あっという間に終わっている。
そこに、読者に何かを考えさせたり、感じさせる時間や隙はありません。
あるのは展開の圧倒的な速さだけ。
ついていけないほどではないと思います。実際、多数の方が「おもしろい」と感じられるほどには、この作品をわかってくださっているので。
けれど、作品を理解していただき、ちょっとおもしろいな、と感じられただけかもしれません。想像を少し膨らませてみたり、ジレンマに心唸らせるような、小説の「醍醐味」はないと思います。
しかし私は、最近、ようやく気づいたのです。
小説に一番大切なのは、読んだ後に心に残るか、読んだ人の価値観や世の中の見方が少しでも変わるかなのだと(遅い)。
それを心がけようと考える前の、昨日とか一昨日の作品がこんななんです。
これは改善しがいがありそうですね。
まだまだ小説をよりよくしていきたいと思います。
頑張るぞー!
◇◇
……文字数は本当に少なすぎたなぁ……。
読みやすさが大事といっても、あれはスイスイ行き過ぎでした……小説として伝わってくるものが何もありません。もう少しだけ分厚めにしたほうが良かったですね……。
あれでは、ウィキペディア読んでるのと変わりません。
ただただできごとを並べているだけ。
……まぁ、自分の作品をいまさらあれこれ批判しても、かなしくなるだけですね。
批判するくらいなら、自分のなんだし直せよって話(それより新しい作品を書きたいのでしないけど)。
というわけで今日の大発見は、やる気がないときに小説を読むと、客観視しやすくなり、改善点が見つけられるので良いということでした!
他の方の短編にしても、なぜ文字数が三千字くらいあるのかが、しっかりと、骨の髄まで染み渡るように理解できました。
よーし、改善点も見つかったことだし、意識しながらまた書くぞ。
明日から。