1 「なろう」を始めて
2024年9月。なろうを始めて4ヶ月ほど経ちました。
反映されている最初の投稿はつい最近ですが、本当に最初に投稿したのは5月です。その後も5回くらい小説を投稿しました。が、なかなかうまく行きませんでした。予想通りだったけれど悲しかったです。
しばらくしても作品にはなんの動きもなかったので、一度作品を全て削除しました。心機一転、リセットしたつもりになって投稿した「他人の幸せを奪った妹は、近いうちに幸せをうしなう」。 創作論を吸収しまくったかいがあり、これがなんと1000ポイント超えを果たす。その後投稿した作品も100ポイントはゆうに超えられました。これまでには考えられない成果が出て舞い上がっているところです。
正直、とっとと連載出さないとなぁ、と心では思っています。でもやる気がない。本文すら書けていません。
そこで自分のやる気を出すためのウォーミングアップ、筆ならしのために、大好きなエッセイを書くことにしました。
私は、エッセイを読むのが大好きです。なろうのエッセイはもちろん、プロ中のプロが書かれたものも読みます。でも、読むばかりではなくて、自分でも書いてみたかったんです。
もしよければ、目についたときに覗いてくださると嬉しいです。
さて今回は「なろう」を始めた理由を思います。
物心つく前から、何かを考えることが好きでした。文字を覚えてからは、少しずつそれらの妄想を文章にし始め、小学校に入る少し前から物語を書き始めました。書きすぎて1週間でお絵かき帳を使い切ってしまうほど、昔から創作が大好きでした。
ずっとそうだったので、自然な流れで「将来の夢は小説家」になりました。
創作をしない時期もあり、常に書いていたわけではありませんでしたが、ふと、真剣に目指そうと思い「なろう」を始めました。
どうして、カクヨムやアルファポリスなどではなく、なろうにしたのか?
なろうしか知らなかったからです。
どこでなろうを知ったのかはわかりません。ですがとにかく「ウェブ小説といえば、小説家になろう」だと思ってました。他サイト様すみません。
そして、読み専期間も経ずにすぐに小説を執筆して投稿。
ジャンルは純文学の、シリアスな小説を連載しました。
はい、ここでわかる人はわかると思いますが、「純文学」です。
初投稿のユーザが出しても、他の人にアドバイスを頂くのはなかなか難しいジャンルですね。
しかし、読み専期間が1日もなかった自分にそれを知る由はありません。「ポイント入んねーな」と思いながら「まあみんなこんなもんなんだろうな」と思い完結。
完結後もポイントは入りませんでした。途中でヒューマンドラマにジャンルを変えましたが、変化はなかったです。
その後も、転生ものや恋愛ものをいくつか書いて投稿しました。
評価ポイントがわずかにもらえて、舞い上がったこともありました。ですが、わずかに入ることすら滅多になく、落ち込んでいました。
私は「どうすればもっと読んでもらえるのか」だけを考えていました。
創作論をあさり続けました。
そして8月。
書いてきた作品は、全部消しました。なぜそんなことをしたのか。恥ずかしさもありましたが、リセットしたかったからです。心機一転前後の両面の記録が残っているのは嫌だったんです。この気持ちを書くと長くなりそうなので割愛します。
そして、次の日に「他人の幸せを奪った妹は、近いうちに幸せをうしなう」を投稿しました。
とにかく改善をしまくった作品でした。
しかし、ゼロポイントの経験をした作者からすると、これだめかもな、と思ってました。個人的には、よく書けませんでした。
やっぱりやめよう。
投稿する直前、そう思いました。
しかし消す前に、ある人のツイッターを眺めていました。
「完璧じゃなくていい!まずは投稿してみよう」
やっぱり投稿しようと決意しました。
自信がなかったので興味もなく、すぐには反応を見ませんでした。投稿して2時間後に「そういえば」と確認したら。
42pt!?
奇跡のようでした。実際、感激し過ぎて活動報告まで投稿しています。感激してるくせにちゃっかり宣伝してて、セコいです。
その後も順調に伸び続けた結果、1000ポイントを超えました。ランキングにもおそるおそる顔出してます。数週間前では信じられません。
でも、ウケ狙うだけの自分も卒業したいです。好きなもの書いてウケたいです。
もちろんかなり難しいですが。
けれど、今回の経験から、コツはつかみました。
これからも、色々と情報を吸収しながら、より良い作品を創っていけたらと思います。
もしウケなくても、何回でも改良します。より良いものに近づけて、いつか書籍化します。
最後に、書き手の方へ。
もし投稿を迷っている作品があるなら、ぜひ今、投稿してください。ウケるかウケないかなんて、投稿して3日経つまではわかりません。連載なら1週間。
ウケなくても、完結させてください。それが大きな自信になります。完結するまでは作品を消さないでください。どうか。
頑張ってください。私も頑張ります。




