10/6 お魚さん
昨日は友人たち6人で怪しげな飲み屋に行った。
海鮮系の居酒屋で、6500円のコースで飲み放題付き。
魚しか出ない。
線路沿いだけど、他に全然店とかない夜中は真っ暗な場所にぽつりとある。室内も明るくはない。テーブルも椅子も安っぽい。市場のなかの食堂みたいな感じ。飲み物はビールだろうが日本酒だろうが、冷蔵庫から勝手にセルフで注ぐ。グラスはワンカップの再利用みたいなもので、グラスくらい100均で買えるだろと思わなくもない。
これは凄いところに来てしまったと思ったが飯は美味かった。贅沢な魚料理が次々と出てくる。どでかいカンパチの煮つけから始まり、アジの南蛮漬け、海鮮サラダ、巨大なたらいに盛り付けられた刺身盛り合わせ、ハマグリの酒蒸し、締めのアナゴめしと、これに飲み放題付きで6500円は安い。
聞くとほとんど趣味でやっているようなところらしく、予約が入ったときだけ店を開けるのだとか。友人が美味いとの噂を聞きつけて予約してくれたのだ。ちょうど中国から帰ってきていた友人をねぎらうためらしい。なかなか友達がいのあるやつである。
ところで凱旋門賞の日本馬は撃沈に終わった。
さすがにそうか、という感じである。
だが勝ったのは前哨戦でクロワデュノールが負かしたダリズという馬。雨が降って重馬場だったのが日本馬には向いていなかったのだろう。綺麗な馬場であれば可能性はあったかもしれないが、天候は運なのでこればかりは仕方がない。すべては運である。
日本酒を飲みすぎると翌朝がつらくなるのだが、途中で烏龍茶を挟み、家に帰ってからも水をがぶ飲みしたおかげでなんとか二日酔いにもならず起きることができた。事前に飲んでおいたヘパリーゼも役に立ったのかもしれない。
先日、禁酒して黒烏龍茶を飲もうと決めたばかりなのに、すぐに酒を飲んでしまった。やむをえまい。おじさんの世界には付き合いというものがある。状況に流されていくのがおじさんという生き物なのだ。