9/12 モスバーガー新商品レビュー
9/10に販売開始された月見フォカッチャとメンチカツチーズバーガーを食べてみた。
どちらも単品で購入して合計1070円だった。
値段はまあまあする。
月見フォカッチャが590円、メンチカツチーズバーガーが480円だ。
まず月見フォカッチャを食べてみた。
袋を開けた瞬間に、香ばしい匂いがふわっと立ち昇る。できたてだから熱々だ。食欲をそそる。ソーセージは馬蹄型というか、U字型というか、曲がってフォカッチャに収まっている。食べにくいのかと思ったがそんなことはない。ソーセージはぷつりと噛み切れる。くせのないフォカッチャがそのソーセージとよく合う。
月見というくらいだから卵もある。とろっとした半熟の温泉卵みたいなのが乗っている。これも味がマイルドになっていい。ソースは何味だろう。サイトを見るとバーベキューソースとあるが、玉ねぎを刻んだものも入っている。辛そうに見えるがそんなことはない。あまり主張はしてこない。主役のソーセージを影で支えているといった感じだ。
キャベツの千切りが挟まっているのだが、これは正直味的にはいらない気がする。多分ソースや半熟卵を受け止める意味合いで配置されているのだと思うが、ソースが染みわたってしまってシャキシャキ感は失われている。かぶりついた後にちょっと残る感じもあまりよろしくはない。
でも総合的に見れば高評価せざるをえないだろう。ソーセージがU字型であるために最後まで満足感が続くのも好印象だ。点数をつけるなら75点くらいだろうか。一度食べてみる価値は十分にある。
次はメンチカツチーズバーガーだ。
裏月見という文句で売り出されているが、どのへんがそうなのかは正直よくわからない。見た目が丸っこいからだろうか? 袋を開けるとまず驚くのがそのボリューム感だ。しっかりと膨らんでいる感じ。存在感がすごい。他のハンバーガーチェーンではペタっとなっているハンバーガーも多いが、これはそんなことはない。ぷっくりとしている。まずこの見た目で非常に期待ができる。
味の方も申し分ない。
学生時代にコロッケパンやメンチカツパンみたいな総菜パンを食べたことを思い出す。それをずっと上品にしたような感じ。その上品さを演出しているのが恐らくチーズなのだろう。宣材写真では形をとどめているが、実際は溶けてメンチカツと一体化している。これが実に美味い。大量の千切りキャベツとの間のクッションの役割も果たしていて、キャベツのシャキシャキ食感も失われていない。メンチカツはチーズとソースで適度にしっとりしており、バンズとのなじみがいい。全体が調和しており、何も足したり引いたりする必要がない。食後の満足感もかなりのものだ。
これが480円なら安いまである。
点数をつけるなら90点以上をつけてもいいだろう。
ということで、私のオススメはメンチカツチーズバーガーのほうである。でも月見フォカッチャもまあ1回くらいは食べてみても損はない。どちらも高いレベルにあると思う。
これにて無職のレビューを終わる。
さようなら。