9/2 銚子丸
銚子出身の人間、だいたいあだ名は銚子丸説。
そんなことないか。
でもときどき食べたくなるのが銚子丸……ちょこっと寿司をつまみたくなったときにふらりと立ち寄れて、それなりに味にも信頼がおけるのが我らが千葉が誇る銚子丸パイセンなわけだ。ワイはそんなに寿司が好きなわけではないが、月に1回くらいはなんか食べたくなる。
ということで昨日、銚子丸に行ってきた。
14時過ぎくらいだったから、あんまり客もいなくて、すんなりと通された。最初に「ガリはお持ちしますか」と訊かれたけど、ワイはガリは苦手なので「いりません」と断った。すると店員は不思議そうな顔をしていた。あまり断られることがないのだろう。「え、いらないんですか? タダですよ」みたいな顔をしていた。「タダだからってみんな頼むとはかぎらないんですよ」とワイはテレパシーで返答したが、届いたかどうかは不明だ。解せぬ、みたいな面持ちで店員は去っていった。
最近の銚子丸は回転はしていない。でもレーンはある。タブレットで注文すると、席の前にシュゴーと運ばれてくる。受け取ったらボタンを押せと言われる。ちょっとめんどくさいけど大人しく従う。
お茶は粉を湯呑にぶち込んで蛇口をひねるとお湯がすごい勢いで出てくる。いつも思うけどこれ結構危ないよね。火傷するよ。昔外国人が火傷したみたいなニュースもあったような気がする。でもまあ寿司のいいところは酒を飲まなくてもいいというところだ。日本酒以外の酒は寿司には合わないしね、日本酒にしたってそれよりも緑茶のほうが合うんだから、わざわざ酒など頼む必要がない。従って会計も寿司代だけでいいのがわかりやすくていい。ただその寿司が高いんだけどね。
オーロラサーモン祭りとかいうことで、変わり種のオーロラサーモンのメニューがいっぱいあったけどひとつも頼まなかった。ワイは寿司に関しては保守的な人間。江戸前の寿司屋にはそもそもサーモンなんてないんだ!とまでは言わないけど、アボカドロールなんかは食べない。生春巻とか、本物の春巻とかもあってそれはもう寿司ではないやろみたいなものまであった。
ワイが頼んだのは以下の通り。
おすすめ3カン 803円
本まぐろ3カン 913円
えんがわ 462円
ほたて 572円
いか 242円
とろサーモン炙り 495円
いくら軍艦 462円
活〆みやび鯛 550円
計4499円
全部で18カン。結構食べた。店を出た時は腹いっぱいだった。
無職には過ぎた贅沢だったかもしれない。




