8/27 無職、髪を切る2
無職のくせに、またもや美容室で髪を切ってきた。
前回が7/9だから、一か月半ぶりくらいかな。
どうしたって髪は伸びる。それは働き者でも無職でも同じなのだ。
個人的に、髪を切る前にのど飴は必須だ。
空気が乾燥していると咳が出る。
そしていったん咳が出始めると止まらなくなってしまう。
なんでかわからないが、髪を切る段になると咳が出やすくなる。
これはあるいは、無職が恐れ多くも美容室で髪を切るなどという緊張と罪悪感がもたらすものなのかもしれない。違うかもしれない。よくわからない。でも咳が出ると困るので喉は潤しておかなければならない。あんまりケホケホ言ってると、こいつこのまま死ぬのかと思われるかもしれない。そしたら散髪代はどうするんだよ、と美容師に思われるかもしれない。死ぬなら髪を切ったあとにしてくれと。
そう思われないために私はのど飴を舐めていく。
私のお気に入りはVICKSだ。
甘すぎず、くどすぎず、喉をじんわりといたわってくれる。
とても優秀なのど飴である。
歌を唄う前などにもオススメだ。高音がきっと出やすくなるだろう。
夜の10時くらいにコーヒーを飲んでしまったせいか、なかなか寝付けず、結局2時前くらいに寝て、6時に起きたので4時間くらいしか寝ていなかった。だからか、髪を切ってもらっているときにすごく眠くて、ウトウトしていた。なので気づいたらカットが終わっていた。
またもやバッサリいってしまった。ハゲのひとに怒られるかもしれない。貴重な髪の毛を軽々しく切るなどけしからん、と怒鳴られてしまうかもしれない。しかし価値観というのはひとそれぞれである。伸びてくる髪を愛着を持って眺めるものもいれば、うとましく思うものもいるということだ。
そして残念ながら私は後者に属する。一度切れば永遠に伸びなくて構わないのだが、そうもいかないのが髪の融通の利かないところだ。自らの身体の部位であるにもかかわらず、こんなにもままならないものが他にあるだろうか。困ったものである。
また一時的に私はこざっぱりとした人間になった。
髪も短くなってサルみたいになった。触ってみると気持ちいい。炭酸シャンプーは意味あるのだろうか。相変わらずそれはよくわからない。でも先月よりは白髪も抜け毛も減ったような気がしないでもない。毎日日記を書くことは精神衛生上いい効果をもたらしているのだろうか。
いまのところ日記も毎日続けられている。
どこまで続けられるか試してみよう。