表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無職日記  作者: 松茸
30/110

8/2 勝利の風

 馬場俊英の音楽を毎日聴いている。


 YOUTUBEで何かのタイミングで上がってきたのがきっかけだったと思うが、今年に入ってからハマるようになった。それまではほとんど聴いたことはなかった。「人生という名の列車」っていう曲はタイトルくらいは知っていたが、そのくらいのものだ。


 どれもこれも楽曲としては結構長めだ。10分前後。スピード感を重視する現代にはそぐわないかもしれない。でもどれもすごくいい。なんか知らんが、おっさんに刺さる。昔もどこかで聴いたことは多分あると思うが、そのときは素通りしてしまったのだろう。


 でも40を超えてまた出会って毎日のように聴くようになった。

 こういうのが音楽のすごいところだと思う。


 私のオススメは「勝利の風」と「男たちへ女たちへ」だ。


 音楽に限らず、芸術というものが素晴らしいのはそれが時を超えることだ。作品は作者よりも長く生きる。いまだって20年も前の曲を見つけて聴いているわけだから、これがさらに50年とか100年とかになってもおかしくはない。


 だから私も何かしら作品を残したいと思う。


 働いていたときもそういう思いはあった。薬剤師の仕事は好きだったし、毎日誰かしらに感謝されて、とても恵まれていたとは思う。でもそれはどこまで行っても一時的なやりとりであって、形として何十年も残るようなものを生み出すことはできなかった。私がいま小説を書いているのは、あるいはそういうものに対する憧れがあるからなのかもしれない。


 最近クーラーつけて寝てたら風邪ひいたような気がする。


 喉も乾燥するし。


 昔はビーズの稲葉さんに憧れてエアコンを使わない生活を心掛けていたのだが、そんなことをやっていたら危険な時代になってしまった。喉を守るのも一苦労だ。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ