11/10 ザ・ロイヤルファミリー第五話
第五話の感想としては、あんまりジャニーズがガッツリ出てこなくてよかったというくらいで、他には特に感想もなかった。いろんなことを詰め込みすぎて、どれも薄味のエピソードだった。
日本ダービーの話くらい1話まるまる使ってやるべきだと思うけどね。前話で新馬戦を勝ったばかりのロイヤルホープはいつの間にか次も勝ってG2も勝って皐月賞にも出ていた。それでもう日本ダービーっていうのは駆け足すぎるだろう。いままで社長はG3の中山牝馬ステークスしか勝ったことないんだから、G2の東スポ杯勝ったら大騒ぎのはずだろう。それがなんで勝って当然みたいな感じで流されてるのか意味が分からない。
気になったのは北村友一ジョッキーが出演していたことかな。今年クロワデュノールでダービーを勝ったから、その縁で出演していたのだろう。レースの映像は2021年のダービーの映像を使ったみたいだね。シャフリヤールがエフフォーリアをわずかに差しきったレース。競馬ファンであればすぐにわかる。なんか見たことあるなと思って調べたら確かにそうだった。
騎手の佐木はなぜか金髪を黒髪に染めていた。金髪のほうがキャラが立っていてよかったのに、なぜ黒にしたのだろう。これは完全に失敗だと思う。
主人公の元カノの子供は騎手になるのが夢だと言い出した。佐木のサインを主人公にねだるのだが、それは目標にするためとかなんとか。佐木に替わってロイヤルホープに乗るのが夢だと言っていたが、競馬学校を卒業するころには馬はとっくに引退してるやろ。こいつは牧場の子供なのに、競走馬が何年走るのかも知らんのか。このドラマはいろんなエピソードを入れ込もうとするんだけど細部がいいかげんだからリアリティがない。関係者は誰もおかしいと思わないのだろうか。
社長の隠し子のジャニーズは大学生で競馬研究会に入っているらしい。大学生からそんなことやってたらろくな大人にならないだろう。将来が心配である。
日本ダービーってホントにすごいレースなんだけどね。
競馬関係者が一番勝ちたいレースは間違いなく日本ダービーで、有馬記念ではない。世代の頂点を決める最重要レースの日本ダービーをこんなに何かのついでみたいに流すなんてのは、競馬に対する冒とくのような気もする。主人公は相変わらず仕事そっちのけで元カノといちゃついているが、ダービー勝ったらなんとかみたいなことを言い出しそうになる。さすがにダービーを舐めすぎてるだろう。そんなに簡単に勝てると思われたら競馬関係者に怒られるよ。
一冊の本をドラマにするには、いろいろとはしょらないといけない部分もあるだろうが、だったら愛人とか愛人の息子とかそのへんを削ればいいじゃないかと思うのは私だけだろうか。社長の息子も家族も別にいらないし、なんだったら主人公が一番いらない。何の役に立ってるのかいまだにわからないし。仕事をクビになって社長に拾われたのにしょっちゅう社長に逆らってるし、傍から見たらただ社長の道楽に付き合ってるだけなのに、ときどき脈絡もなくシリアスなことを言いたがるからその唐突さに冷めてしまう。
有馬記念を勝つのが私たちの夢です……ってなんで? 納得できる理由がどこにもない。これまでずっと挑戦して努力してきたならわかるけど、元カノの牧場でたまたま買った1億円の馬で「私たちはこの馬で有馬記念を取りに行く」は説得力がなさすぎる。新馬戦も勝てない可能性だってあるのに、なんで走る前からG1に出れると思ってるのよ。
ロイヤルホープはダービーでいきなり2着になってしまったが、ということはこのまま本当に有馬記念まで行くのだろうか。何の挫折もなくそうなってしまうのだろうか。原作はもうちょっとなんかいろいろあったような気がしたが。一瞬で退場したロイヤルファイトとロイヤルイザーニャは何の意味があったのだろう。調教師を登場させるためだけに使い捨てられたのだろうか。
日本のドラマは大体10話くらいで終わることが多い。これで半分が過ぎたということか。駆け足でやってきたが、来週以降はどうなるのだろうか。
競馬の話メインでやってくれればいいなと思う無職であった。




