表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者討伐  作者: 南蛇井


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

52/56

VSガルド51回目

「アレク!!起きて!!」

ウトウトするアレクを叩き起こす。

「なに?終わった?」

ガルドが迫ってくる。

【ギガライネルト】

無数の雷がガルドに当たる。

ガルドの動きが一瞬止まるが効いている感じはない。

やっぱり駄目だと判断して逃げることに

目をこすりながら寝ぼけるアレクを引っ張って走り始める。

「なになに?あれ?2人負けたの?しょうがねえなあ」

文句を言いながら走り出すアレク。

「とりあえず城の外行くぞ」

そう言うとアレクは先陣を切って走り出した。

待て待て私をおいてくな。

ガルドの攻撃をかわしながら何とか城の外に出る。

「よーしここなら若干見える」

そう言うとアレクは剣を抜いた。

「待って待って勝てるわけないじゃない!なに考えてるのよ!」

「大丈夫!弱点知ってるから!俺今から右腕攻撃するからさっきの呪文よろしく!」

そう言うとアレクはガルドに向かっていく。

ガルドの攻撃をかわしながらガルドの右腕を剣で斬りつける。

特にダメージは無さそうだ。

「リオーネ今だ!!」

どうにかなるとは思えないけど呪文を唱える。

【ギガライネルト】

ガルドの右腕めがけて雷を集中砲火する。

ガルドの右腕が砕け飛び散る。

「ヴォォォォァァァア!!!!ちくしょう!!!いてぇぇぇぇ!!」

効いた!?

さっきまで全然効いていなかったのに・・・。

アレクを見る。

親指を立てながらこっちを見ている。

「さあ次行くぜ!次は左手だ!」

「ふざけるなよ。お前ら!!!」

ガルドがさらに怒りの表情で左こぶしをふるう。

アレクが剣を構えガルドの左腕を斬る。

分厚い筋肉に防がれ傷一つついていない。

それでも

【ギガライネルト】

魔法が効く!

雷がガルドの左腕を粉砕していく。

「ヴォォォォォァ!!!グゥァァァアォォオ!!」

両腕を失ったガルドが苦悶の表情で立ち尽くす。

「なぜだ?お前らの攻撃なんか俺の無敵の肉体に通じるわけがないんだ!!!」

「そうだな。まともにやったら通じない。でも日の光を浴びているお前はわずかだけど弱点が見えている。無敵と言われている鋼鉄の肉体のその隙間、つなぎ目がうっすら光に照らされて見えているよ。そこを攻撃すれば意外ともろいものだね」

目を凝らしてみると確かにガルドの体に無数の赤い線が出ている。

これが肉体のつなぎ目。

「なぜ俺の体の秘密を知っている?」

「俺だって51回目敵の弱点は知り尽くしているさ」

出た!

51回目・・・いつもならうんざりだが今回だけは助かった。

51回目が本当かどうかはわからないけどアレクの知識に助けられたのは事実だ。

「くそぉぉぉぉ!!」

腕を失っても前進してこちらに向かってくるガルド。

その執念はちょっと恐怖。

それでも向かってくるなら・・・アレクが剣を構える。

「次は右足だ」

そいうとアレクが一歩前に出る。

「そこまでだ!」

ガルドの背後から声がした。

ガザエルだ。

「ガルドこれ以上は無意味だ。やめろ」

「何を言ってやがるまだまだこれからだ!」

「強がるな」

そういうとガザエルがガルドに近づき何かささやいている。

「・・・ちくしょうが」

ガルドはそう言うと歩みを止め座り込んだ。

何とか戦いは終わったようだ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ