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勇者討伐  作者: 南蛇井
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よくわからない話と51回目

「なんであんたが案内出来るのよ?アレクちょっと聞いてるの?」

明らかに浮かれて上の空になっているアレクを問いただす。

「んー何言ってるんだよ転生者だって言ったろ!ドラゴンディフィードは何度となく周回クリアしてるからマップだって完全に頭に入っているしどこで何が必要なのかも完璧さ」


あー聞くんじゃなかった。

まともな返事が返ってこない。

転生の話とか聞きたくないわ。


「おっそうそうこのあたりの岩、あったあった」

「何があったの?」

「これだよこれ!! 俺が周回クリアした回数を記した正の字、ここに記録が残るんだよな

ちょうど50になっているから今回はある意味51回目だな」

何を言ってるんだかただの落書きじゃない。


「あーもーそういうのは良いからもっと建設的な会話してよ」

ただただ不満と文句しか出ない。


もう目的地に着くまでは無言だった。

会話しても無駄だと思ったから


「そうそうここここ、ここだよ。始まりの洞窟いやー懐かしいなぁ」

もう答える気力はない。

勝手に洞窟に名前までつけて、いつまでこのキャラで行くのかしら?


まあ良いわ。

ちゃっちゃっと洞窟に入って用事を済ませよう。

「ねえついたけど中に入って何をしてくればいいの?なんにも聞いてこなかつまたけど大丈夫なんだよね?」

「当たり前だ。この洞窟は地下5階と比較的浅いダンジョン魔物はスライム中心、最下層回階はゴブリンがいる。そいつらを倒して女性を1人助ける。その娘を近くの村に連れて帰るとお礼にお礼に変な形の鍵がもらえるので・・・さあ行くぞ」


なんかよくわかんない。

変な形の鍵がもらえるって事らしいけど別に欲しくない。

けど中には要らないと終わらないので洞窟の中に入る。



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