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勇者討伐  作者: 南蛇井


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39/56

VS氷の巨人

氷の塔が目の前にそびえている。

なーんかすっごい高くそびえ立っている。

これを登るのかと思うと気が遠くなる。

私たちの3倍はあろうかという巨大な扉を開ける。

中はすごく寒い。

床も完全に凍っている。

というか氷だ。

塔の中すべてが氷だ。

滑るーー。

入った瞬間滑って止まらないしすぐ転ぶ。

「あいたたたたっ全然すべって歩けないんだけど」

「当たり前だろ!全部氷だぜ!こうやって滑って進むんだよ」

アレクがすぃーっと滑って前に進む。

そして壁にべちっとぶつかる。

「だめじゃん壁にぶつかってるじゃない」

「何いってんだよこれが正しい移動の仕方だよ。まっすぐ進んで壁で止まる。これがこの塔での正しい移動の仕方だぜ」

えぇ嫌な移動の仕方。

本当に正しいのかしら毎回壁にぶつかって止まるなんて・・・。

ずぃーっと行ってドン!すぃーっと行ってドン!

ひたすら繰り返す。

1段1段が高くて腰の上まである。

滑りながらも必死に登る。

もう移動して登るだけでヘトヘト。

ぐったりしながら最上階に着く。

最上階の扉を開け奥に進む。

氷の巨人!!

白く凍った巨大な人型の固まり。

5メートルを超える長身から繰り出される拳がこちらに向かってくる。

素早く回避するも・・・そのまま壁に激突する。

「いったーい、アレクどうするのよ!まともに戦えないわよ」

「大丈夫!!!炎の剣!!」

アレクが剣を抜く。

剣の先っちょに火が付く。

相変わらず面白い見た目だ。

巨人のスネに剣が当たる。

巨人はびくともしない。

そして剣の火が消えた。

「あぁー炎の剣の火がぁぁぁあ!!」

アレクが嘆き崩れた。

「なによ?火なんかまたつけたらいいじゃない?」

「何言ってるんだよ炎の剣の火が消えたらもう1.度とつかないんだよ。剣の作り直しだよーって言うかこの場面長ピンチだ!!火がない!!」

「火?だったら!」

【ギガファイア】

放たれた業火が氷の巨人の肩に当たる。

肩が軽く焦げた気がした。

全然だめだわ。

だったら最大出力が出る魔法で!!

雷鳴の杖を構える。

【ギガライネルト】

雷が氷の巨人に当たる。

そして反射した。

雷があちこちに反射して飛び散る。

逃げ惑う私とアレク。

「うわぁ!リオーネ!!電気禁止!!」

電気が通らないし反射するんだ・・・ちょっと勉強になった。

氷の巨人が氷の息を吐いた!

寒い寒い寒い凍えて体が動かない。

「ガザエル!巨人なんてゴミって言ってたでしょ!何とかしてよ」

ガザエルは渋い顔をしていた。

「なに?」

「いや何とかしてやろうとしているんだけど・・・制御できないんだ」

「はい?」

「巨人程度なら俺の魔力で制御できるはずなんだけど、いまいち制御出来ないんだ」

「いまいちって何よ。何とかしてよ。ゴミって言ってたのあなたなんだからね」

とりあえず文句だけは言ってみたけど文句言っているだけでは済まないすごいピンチが訪れている気がする。







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