無理です
「お前は一体何をしているんだ?ワシはガザエルを連れてこいと言ったんだが?そしてがザエルお前は何勝手にガンナップへ行っておる?」
「いや国王これには理由が・・・杖の在処が・・わかって・・」
ガザエルがしどろもどろに答える。
「勝手なことをしおって竜魔王の元へ帰るか?」
「いやだーあんなかび臭くて辛気臭い場所になんか帰らない!」
なんかすごく駄々をこねている。
っていうか魔界は故郷じゃないのかしら?
帰りたくない挙句にあんなに酷く言うなんて・・・。
「っでお前はなにか言い訳はあるのか?」
国王がアレクに問いかける。
「竜魔王してであるガザエルに杖がわたると危険と判断したので必死に奪われまいと戦っておりました」
びっくりするぐらいウソがスラスラ出てきた。
まあ必要以上に関わりたくはないのであえて何も言わない。
「お前よくそんなウソが言えるな!俺の雷神の杖盗もうとしたくせに!!」
「何を言ってやがるあれは俺のだお前のような紫野郎のものじゃない!!」
「なんだと!!色は関係ねぇだろ!!」
醜い言い争い。
見苦しい。
「おまえら!!いい加減にしろ!!」
国王が一喝する。
「どちらにも杖はやらん!!」
「えぇーそんなー」
「えぇーそんなー」
2人が声をそろえて言う。
「リオーネ雷鳴の杖はお前が持って行くが良い」
国王の一言で雷鳴の杖は私が持つことになった。
「さて本題はここからじゃ、ガザエルこの2人をドグマの竜魔王のもとに連れて行け」
「いやだ。あんな所には行きたくない」
竜魔王の元へ?ちょっと待ってよ竜魔王って50年も前に勇者に倒されているはずよ。
復活するかも?っていう曖昧な情報で旅には出されたけど会いに行けってどういうこと?
「あのちょっと話が見えてこないんですが竜魔王って・・・?」
「よーしっ早くも決戦か!竜魔王倒しに行くぜ!」
アレクのテンションが急に上がる。
「何言ってんのよ!竜魔王よ?竜魔王!世界を恐怖に貶めた竜魔王よ!会うとか死にに行くようなものよ!」
「当たり前だお前らごときに倒せるわけねーだろ!」
「なんだと!お前から倒してやろうか?」
「やれるものならやってみろ!」
2人の醜い争いが再開した。
それは放っておいて
「国王!絶対に無理です!一瞬で殺されます!」
「大丈夫じゃ問題ない」
問題ない?殺されることが?問題ない?
「ちょっちょちょちょ、死んじゃうんですよ!問題ないって!!!」
「死なんよ。行ってみればわかる」




