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勇者討伐  作者: 南蛇井


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船酔いと大事なアイテム

気持ち悪い・・・気持ち悪い・・・すごい船酔いー!

小さな漁船に強烈な荒波、酔わないわけがない。

チラッとアレクの方を見る。

海に向かってすごい吐いている。

ほら見たことか!船に乗ったことを後悔するがいい。

「どうした?兄ちゃん?この程度でダウンか?この先もっと荒れるぞ!」

「全然だいじょ・・・うっ、げー」

また吐き出した。

全然大丈夫じゃない。

船が荒波で沈没する前に死んでしまいそうだ。

「お前ら何かに掴まれ大きな波が来るぞ!」

もう十分来てるーこれ以上来るのー?


ガツン!!


船の動きが止まった。

「なに何事?」

「何かぶつかったぞこの辺には岩とかなにか無いはずだぞ」

アレスはひたすら吐いている。

役に立たない。

辺りが暗くなる。

なにかの影に覆われた。

影の方を見る。

「クラーケンじゃ」

クラーケン?

なんでこんな所に出るのよ。

もっと深い海にいる魔物だって教科書には書いてあったわよ

「こいつか!こんなのがこんな所いるせいで海が荒れてたのか!」

クラーケンに有効な魔法は・・・。

【ギガライネルト】

無数の雷がクラーケンを襲う。

クラーケンはびくともしない。

アレクが剣で斬りかかる。

パキンッ!!

アレクの剣が折れた。

アレクは折れた剣を右手に持ち左拳を見つめながらうなだれている。

「アレク!しっかりしなさいよ!あんたが来たいっていうから来てんでしょうが!」

アレクが深いため息をつきながらすごく渋い顔でこちらを見る。

左手を見て再度こちらを見た。

「なによ!何か言いたいことがあるならはっきり!!!」

「うーんやりたくなかったんだけど・・・あのこの青の鉱石をクラーケンに向けて投げるから雷系の魔法で砕いて、それでクラーケンは何とかなるから」

「魔法で砕けばいいのね。わかったわ」

アレクが魔法石をクラーケンに向かって投げた。

【ギガライネルト】

雷が青の鉱石を直撃し砕け散る。

砕け散った鉱石から白い煙が発生しクラーケンとその周りを白く凍らせていく。

クラーケンの動きを完全に止めた。

「こんな事出来るならなんでとっとと使わないのよ!」

「だって氷の羽衣作るための大事なアイテムだから・・・」

「死ぬところだったわよ!羽衣の前に死んじゃうわよ!」

まったく命の優先順位を何だと思っているのかしら冒険科で勉強するとこんな人間になってしまうのかしら?

「お前らもうすぐトコール港に着くぞ!」

何とかトコール港には着いたけどこんな調子では先が思いやられる









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