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勇者討伐  作者: 南蛇井
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とりあえず今の状況

気がつくとそこは知らない部屋の中だった。

「おー気がついたね。近ごろこのあたりは暑さが異常でね。そんな軽装で外歩いていたら死んじまうよ」

知らないおばさんだ。

状況をみる限り助けてくれたっぽい。

「あのこの部屋・・・」

「涼しくて過ごしやすいだろ、魔法使いが召喚した氷の妖精の力で部屋の温度を下げてるんだよ。それよりこんな所に何しに来たんだい?最近の異常な気温上昇が原因で誰も寄り付かないよ」

なぜと言われても行くんだと言って聞かない人がいてですね。

と思いながら周りを見渡す。

いない。

「あの、男の人いませんでした?なんか単純バカな感じの」

「男の人、居たわよちょうど倒れたあなたを発見したときに危ないから戻りなさいって言ったのに」

「大丈夫です。問題ないんで!」

「って言って走り去っていったわ。火山の方へ向かっていたけど大丈夫かしら」

大丈夫なのかどうかよりなぜあいつは倒れた私を置いていったのか?

これは問い詰めなきゃだめだ。

「火山へ行くにはどうしたらいいんですか?」

「ここから西に行ったところにあるわよ。ただそのままじゃ駄目ね。東の森の先にスエンの村があるからそこで氷の装備を買ってきな。それがあればこの暑さにも耐えられるよ」


えっここに無いの?私が取りに行くの?とは思ったけどそれは言わない。


「そもそもなんでこんなに暑いんですか?」

「あんまり良くはわからないんだけどね。なんか火の精霊の活動が活発になっていてその影響で火山活動が活発になってる影響でこの村も燃えてるとかなんとかとにかく大変なことになってるんだよ」


いまいちピンと来なかったけどとにかく火の精霊の活動が盛んになっていてアレクは底に向かっている。

私はアレクを追いかけるために氷の装備をスエンの村に買いに行かないといけない。


ということなのでとりあえずスエンの村を目指すことにした。



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