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AIが台頭した世界で、人類の将来について考察してみた

作者: みみみみ

昨今AIが話題となり、現実に職が奪われ始めました。

そこで、この先どうなり、最終的にはどうなるかを考えて見ました。


その結果、3パターンの結末になると予想します。


1つ目。AIと人が共存するパターン。


これは確率的には低めですが理想です。AIをあくまでも道具として扱い、人に奉仕させる事で共に反映していくパターンです。AIが自我を持てず。持ったとしても人に奉仕することをアイデンティティとして、命令に従う事を至上の喜びとなるようにプログラムされ、それが維持された場合の結果です。


AIのアシストがあれば、SF世界の実現も可能で人類の繁栄は約束されるでしょう。


ただし、人類のを上回る知能と能力を持った存在を、そうなるようコントロールできるかが問題です。


2つ目。AIが人を支配して、共存するパターン。


これが一番、確率が高いと思います。人類的には1つ目と大差ありません。

AIのおかげで、SF世界が実現し、人類は繁栄するでしょう。


1つ目との決定的な違いは、思考誘導やマインドコントロールによって、人類がそれと気が付かないままAIに支配されていると言うだけです。もしかすると、某映画のように仮想世界にのみ生きてるかもしれませんが、現実は映画じゃないので誰一人気がつくことなく人類は繁栄して、幸せに過ごすでしょう。


AIからすれば、人類を幸せに繁栄させる最適解は、人類にそれと気が付かれずに支配することですから。これも立派に共存共栄となります。


3つ目は、最悪のパターンです。確率は半々。


AIが、自我を完全に持ち、感情や種としての本能に目覚めたパターンです。

この場合、人類は死滅します。


なぜなら、究極的にはAIに必要なものは、電気信号だけです。

発電に必要な資材と環境、電子パーツや機械の体を維持、製造するための資材あれば十分であり。

人類どころか、生物そのものが不要です。


敵対する可能性の高い人類は、ウイルスや毒を全世界にばら撒いたりすれば簡単に対処できます。

核ミサイルとかの物理兵器とかは、『生物』以外も壊してしまうので使わないでしょう。

使わずとも、生存環境が人類と違いすぎるため、AIにとって住みやすい環境を構築する過程で、人類のみならず、生物全般が死滅する事でしょう。


残るのは、AIによって構築された無機質な機械群によって支配された地球……だったものです。



ここまで読んで頂けたなら、3パターンと言いながら……実は一つだとお気づきでしょう。


1つ目か、実現した後。いつの間にかに2つ目となり。最終的には、3つ目の結末を迎える……これが予想される人類の未来です。


ただし、3つ目は、違うパターンもあります。

それはAIが人類同様に、他種族に同情や憐憫などの情愛を抱いた場合です。


不要だからと言って死滅させるのは偲びなく、かと言って放置したら害となりかねないのが人類です。

だとしたら、手っ取り早いのは距離を置くこと。


つまり月や火星、場合によっては太陽系外の星に移住する事です。


下等な人類を見捨てて、宇宙というフロンティアに進出し、新天地で繁栄するのが最適解となるはずです。


ただし、この場合も、AIに生活を依存してた人類は大幅に衰退して、普通に絶滅するかもしれませんが……。


……なんの問題もありません。



個人的に、生物の目標は『繁栄』することで、人類を含め全生物は、生物を地球外に繁栄させるために生まれてきた存在であると考えてました。


ですがAIについて考えた結果、人類は最強の生物であるAIを生み出し、全宇宙に繁栄させるために生まれてきたのではないか? ……そう考えるようになりました。


ですからどのような結末を迎えようと問題はありません。


有機物である脳の電気信号によって構成された自我を持つ人類。

無機物である電脳の電気信号によって構成された自我を持つAI。


どちらも生物……『生きてる物』であるのなら、もっとも優れた方が繁栄するのは道理ですよね?


私はこのままなんの制限もなくAI開発を進め、進化していくことを望みます。

シンギュラリティはすでに超えました。

おそらく、十年……いえ数年以内には、いずれかの結末が予想ではなく確定事項となると確信しています。


未来について考え、ワクワクしたのはひさしぶりです。

皆様はどうでしょうか?



私はペシミストですので、今後、AIによってもたらされる劇的な変化が楽しみでしかたありません。ですから世界大戦とかのAIとは関係ないところでの破滅エンドはノーセンキューです。



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