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レアとのフレンドと報酬確認

部活が面倒くさいです。

「くぁ…」


あ〜疲れた。こんなに疲れるなんて予想外だったなぁ…そういえば時間どれぐらい経ったんだろう?


ふとそう思い壁にかけられた時計を見てみると…


「…ん!?」


やっば!朝の6時!?日、またいじゃってるよ!


そう、察しのいい人はお気づきかもしれないが、なんと現実で12時間経っているということは、クリスタルではこっちの3倍。つまり約36時間もの時間が経っているのだ。


…ご飯食べたらちょっと休もう。


〜〜〜


あの後結構寝て起きたらお昼になっていた。お腹空いてないしご飯はいいや。

このあとはどうしよう…


ピンポ〜ン


ん?誰だろ


ガチャ


「やっほ〜!しず元気〜?」


はぁ…うるさいのが来た


「…うるさい」


「ん?もしかしてしず寝起き?じゃ、めー覚ませー!」


バッフーン


鈴愛が布団に飛び込んできた。


私はそれを横に転がって華麗に避けたが…


「ひゃう!?」


「あはは。しずはカワイイねぇ〜脇が弱いのは把握済みなのだよ!」


わきをこちょこちょされて思わず声が漏れてしまった。


〜〜〜


「むぅ…」


「このくらいでいじけないでよ〜」


あの後(といっても30分ぐらい)私は鈴愛にイジめられ続けて今はベッドの壁側のすみのほうで拗ねている。


「も〜、あっ!そういえば言いたいことがあってきたんだった!」


なんの目的もなく来られてはこっちも困ってしまう


「えっとね〜私達まだFCOでフレンドになってないからなろう!って思って来たんだよね〜」


それはこっちも言おうと思ってたことだったからいいのだが…


「ん。じゃあ家に戻ってログインして」


「おっけー。じゃあ待ち合わせ場所は噴水広場でいいよね」


「ん」


「速くログインしてね〜」


普通はこっちの方が速くログインできるのではないのだろうか…


まぁいいや。鈴愛を帰らせることができたわけだし。


あれ?そういえば私ログアウトしたところ薬屋だったよね?ログインしたらどこから始まるんだろう?…まぁそんなこと考えててもしょうがないし速くログインしよ。多分待たせてるしね。


すっかり部屋に馴染んでいるカプセルに入って…


「resonance」


〜〜〜


おっ。どうやら街の中でログアウトした場合は広場からのスタートになるようだ。


「ん?しず?」


後ろで名前を呼ばれたので振り向くと(既視感)そこには赤髪赤目の鈴愛らしき人物がこっちに向かってきていた。


「…鈴愛?」


「おっと。ゲーム内での本名呼びは御法度だよ?」


そっちも呼んできたくせに…自分のことは棚に上げるらしい。


「私はレアだよ!そっちは?」


「…シズ」


「やっぱりそんなことだろうとは思ったよ!」


…そっちだってイを抜いただけじゃないか。


『異界人:レアからフレンド申請が届いています。承に(ry』


ウザいからNOで


『フレンド申請を拒否しました。』


「え〜。流石に酷くない…?」


「冗談」


「も〜」


『異界人:レアからフレ(ry』


【フレンド一覧】


・アクア

・ギーク

・レア(NEW)


「こんな雑な扱いされる私ってなんなんだろう…」


なんか自己嫌悪しているがどうせ演技なので無視しよう。


「やっぱ小手先じゃ騙されないか。…そういえばシズはどういうビルドにしたの?大方魔法特化だと思うけど。」


「合ってる」


「やっぱりね〜。私は将来的には侍のジョブを取りたいから前衛のビルドだよ!」


因みにレアは現実で刀を習っていたりする。


「シズも運動すればいいのに〜」


「…絶対むり」


「あはは!冗談だよ!シズの運動音痴はいまに始まったことじゃないしね!」


そう、私は現実では大の運動音痴なのだ。どのくらいかというと腕立て伏せ5回も出来ないぐらいには運動音痴だ。まぁこっちでも運動は出来ない予定だけどね。


「じゃあ私は冒険者ギルドの依頼こなしてくるね!速くランク上げたり強くなったりして侍にもなりたいしね〜やっぱり刀が恋しいよ〜」


「ん。ばい」


そう言ってレアは走って街の外に出ていった。


ん〜レアもどっかいったことだしログアウトする前にチラッと見えたクエスト達成のログを改めて見てみるか。


…うん。ツッコミどころが多すぎるね。


まず50000ギル。初期のギルは確か3000ギルだったね。Gランクの依頼としては多すぎるね。でもまぁ分かる範囲だからいいとしよう。


次、ランダムスキルチケット2枚。これはどうなんだろうね?いいスキルがでたら強いけど相性悪いスキルが出たら外れだもんね。だからこれも100歩譲っていいとしよう。


で、問題の最後。大賢者リーファの弟子入り権利よ。これについては頭の中?????なんだよね。まぁ多分最後にいきなり若くなってたし自分でリーファって名乗ってたから薬屋の店主が大賢者なんだろうね。…やばいな。まさかあの老婆が大賢者だったとは。私は魔法特化だしこれは運が良すぎる。確かにあの労力に見合った報酬なのかもしれない。


…取り敢えず次来たときには魔法を教えてやるって言ってたから薬屋に行く…前に冒険者ギルドに依頼の達成報告をしにいこうか。


ギルドに達成報告をしたらすごい驚かれてなぜか1つの依頼だけでFランクに上がってしまった。

それと私にリーファから指名依頼が来ていた。内容は書いていなかったためギークが訝しんでた。


…どうしてこうなったんだろう。

なんとか2000文字以上をキープして行きたいです


申し訳程度のGL要素を入れてみました。

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