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電脳都市2177  作者: 高村隆一
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PROLOGUE

人類が宇宙に進出し、宇宙に高度な文明を築いた人類。しかし、その間地球の技術の進歩が遅くなり、地球上の生活水準が停滞した未来------------






俺は忘れない。この時間を。この場所を。俺は、絶対に忘れない。






自分の人生について聞かれたとき、咄嗟に言葉が出なかった。普段考えないからだ、そんなこと。とっさに思ったのが、高校大学を出て、就職し、結婚、そして家庭を築き上げればいいかな、ぐらい。まあ、一生独身でもそれはそれで幸せなんじゃないかと思うけど、それはいいとして、こんな生活続けてたら、朝起き、顔洗い、歯磨き、朝食、出勤、仕事、ちょくちょくある飲み会、帰宅、夕食、風呂、又はシャワーで、就寝。平日はこれがほとんどだ。「古屋陸くん、これをコピーしてくれ」そんないつもの声に答えながらもいつものような仕事に取り組んでいく。------------ああ、やっと帰れる。明日は休日だ。帰路に次ぎながら「ああ、日曜の夜になったらまた憂鬱になるんだろうな」のようなことを思っていた。このときは誰でも思わないだろう。まさかこの休みが160年続くなんて。

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