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蛍と妖の森  作者: さき
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1話 奇跡と偶然

ーあらすじー


「妖」それは不思議な生き物。

普段は決して目にすることはない人とは違う存在のもの

僕はある日を境に見えるようになってしまった。

それをきっかけに嘘つきと言われた僕は本音を言わずに隠して人と関わるようになった。

そしてあいつと出会うことによって僕の平穏な日常は少し変わった日々になっていくのであった

その日々は不思議でどこか心温まる、切ない物語。




僕の名前は篠咲ある(しのさき ある)

普通の高校生で何も変わらない日常を送っている

いつもと変わらない朝、いつもと変わらない風景。

そんな変わらない日々を過ごしている。


ある「はぁ…」


校門付近はいつも賑やかだ。

挨拶する声、日常会話、学校でなにをするかの話などいろんな話が飛び交う

僕はいつもみたいに1人静かに教室まで歩いた。


──教室──

先生「席につけ、ホームルーム始めるぞ」

いつものように出席をとり始める担任の先生

それに答えるかのように生徒は答えていく。

僕も呼ばれたのでそれに答えた


──授業中──


? 「呪ってやる…」

ある「え?」


誰かの声がした。その声は耳元でハッキリとそれは聞こえておどろおどろしい声をしていた。

僕は周りを見渡した、だがその姿はなかった

なんとなくその声の正体は分かっていた

それは人間ではないなにかだと僕は思っていた

人と違うところといえば僕はある日を境に変な化け物を見るようになった。

そう、ほんとにふとした時にそれは見えるようになったんだ


? 「呪ってやる…」

ある「(まただ、誰なんだ)」


その時に学校の外に目が節穴の上半身しかない黒い化け物が

こちらを覗いていた


? 「お前、見えるのか」

ある「(まずい、目が合った)」

「キーンコーンカーンコーン」


と思ったその時、授業が終わるチャイムが鳴った

七瀬「おい篠咲今日コイツらとカラオケ行くんだけどいかね?」

誘ってきたのはクラスメイトの七瀬、僕によく話しかけてきてくれる優しいやつだ。


ある「ごめん、今日は用事があるからまた今度な」

七瀬「そっか、分かった」

ある「ほんとごめんな、また今度一緒に行こうぜ」

七瀬「おう、またな篠咲」


そう言って僕はさっきの化け物から逃げるように走っていった

あいつに追いかけられるそう思うと怖かった


? 「まて人の子、呪ってやる」


なんで俺が呪われなきゃいけないんだ、なんでこうなったんだ

なんでこんな思いしなきゃいけないんだよ…僕はただ平穏に過ごしたいだけなのに


? 「呪ってやる、人の子の分際で私の姿をみよって己許さない」


僕はただ夢中に走った。

面倒事なんて巻き込まれたくない、大切な人ならまだしもまったく知らい、しかも人でもないようなのとなんて余計に関わりたくなんてない

その時何かにつまずいた、僕は転けてしまいその化け物に詰め寄られた。

まずい殺される、僕はここで呪われてしまうのか…

その時小さいな影が目の前を通り過ぎた


「ゴン!」


その時何かがぶつかる音がした


? 「おのれ…ちんけな奴め覚えておれよ」


そういって化け物は去っていった


ある「(誰なんだいったい…)」


その時僕の目に写ったのはとても小さな動物だった


? 「私の地を荒らすとは礼儀のなってないやつだ、お前もな」

ある「え、、、」

? 「何しにここへ来たんだ。ようがないなら帰れ」

ある「お前が僕を助けてくれたのか?」

? 「助けただと?自意識過剰なやつだ。私は自分のナワバリを

まもったまでだ。そこにお前がいたんだ勘違いするな」

ある「そっか、ありがとな」

? 「お前、アイツとにたような気配を感じるな」

ある「あいつ?誰のことだ」

? 「お前には関係ないことだ。ようがないなら帰れと言ってる

んだ。さっさと失せろガキ」

ある「ガキとは失礼なやつだな。狐のくせに生意気だな……ん?」

? 「狐とは失礼なのはどっちだ頭の悪いガキだ!」

ある「狐が…喋ってる?」

? 「だから狐ではないと言ってるだろうが。食ってしまぞ!」

ある「狐じやなかったらなんなんだよ!どうみたって狐だろ!」

? 「本来はこんなちんけな姿なわけないだろうが小僧」


そう言うと狐は煙に隠れて見えなくなり気づいた時には大きな化け物となって僕の目の前に姿を表した


? 「これが本来の姿だ。どうだ見とれただろ」

ある「やっぱりお前、化け物なのか」

? 「化け物ではない。私は(あやかし)だ」

ある「妖?妖怪ってことか」

? 「そうとも言われるな。なんだ恐ろしくなったのか」

ある「お前達はどうして無差別に呪おうとしたりするんだ」

? 「そんなことを聞いてどうする。何も力を持たない無力な

お前がそれを知ったところで何が出来るという」

ある「それは……」


そう言われて僕は何も言えなかった。

確かにその通りだと自分で納得してしまったからだ。


ある「そうかもしれないけど、そっちにも何かしら理由があるん

じゃないのか」

? 「そんなのは知らんな。お前は私達(妖)が嫌いなのか」

ある「……嫌いではない。そうじゃないけど」

? 「なんだ」

ある「ただ、何かしてしまっているならそれは解決して誤解を

ときたいというか。」

? 「ほう……面白い。」

ある「面白いって何がだよ」


僕がそう言うと化け物は煙に隠れて元の狐の姿に戻った


? 「人の命など一瞬、ちょうど私も暇をもてあそんでいた

ところだ。お前の行動を見守ることにしよう」

ある「頼んでない」

? 「そんなことを言って、また今日のように襲われても

知らないぞ」

ある「脅してるのか」

? 「事実を言っているだけだ、小僧の付き添いをしてやろう

といっているんだ」

ある「小僧じゃない篠咲あるだ。そういえばお前の名前は?」

? 「人間に名のる名などないわ」

ある「じゃ……」


僕はしばらく考えて言った


ある「狐珀なんてどうだ?」

狐珀「センスがないな」

ある「名のらないのが悪いんだろ」


そんなことを言って僕と狐珀は家に帰った

これがこれから起きることの始まりでもあった

読んでいただきありがとうございました

こんにちはこんばんはさきと申します<(_ _)>

今回始めてこのサイトに小説をあげさせていただきます。

是非読んでいただければと思います!

読み終わった後に感想やアドバイスなどいただけるととても嬉しいです。

是非この物語の終わりまで続きをお楽しみいただければなと思います!

出来るだけ早く更新できるように頑張ります

今後どうなっていくか暖かい目で見守っていただけると嬉しいです

ありがとうございました!

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