登場人物紹介①
ネタバレありの登場人物紹介です。
大丈夫な方だけお読みください。
読まなくても大丈夫なやつです。
また、こちらの登場人物紹介は現時点で明かせるもの、となっております。
ストーリー開始時点で判明している登場人物達の状況を書いていますので、後々ストーリーの構成上変化していくものと考えて読んで頂けると幸いです。
ステラ・アーティア(17)
デイモンの妻。15歳の時にデイモンと結婚。
デイモンとは幼なじみであり、夫婦。
普通の人間であり、寿命も一般的な長さである。
幼い頃から将来はデイモンの妻になるのだと言い聞かされており、アーティア自身もデイモンを支えられる良き妻良き伯爵夫人になれるよう幼い頃から努力してきた。
話すことはあまり得意ではないが聞き上手で、お話好きの貴族令嬢やご婦人達からの人気が高くよくお茶会に招待されている。
凛とした美しい容姿をしており、常に冷静沈着でクールな印象を周囲に持たれている(本人も意図的にそのように振る舞っている)が実際はあがり症で人と接するのはあまり得意ではない。また繊細な性格に気付かれぬよう気丈に振る舞っているが精神的な面では脆く危うい所がある。
記憶喪失のロザリアを保護し、行く宛の無いロザリアに伯爵家でのメイドの仕事を紹介する。
デイモンがロザリアを側室にすると言い出した際も、内心は酷く傷つきながら公平にロザリアに接する。
聡明で政治や世界史など幅広い知識を持っており、また刺繍や乗馬、果ては料理までなんでもこなすが、実際は不器用で要領が悪い。ここまでこれたのはアーティアが全て血を吐くような努力をしてきた賜物である。
我慢強く努力家な性格が災いし、少しずつ心と身体を病んでいく。
ステラ・デイモン(25)
ステラ伯爵家の長男であり、現当主。
アーティアの幼なじみであり、夫。
真面目で強い正義感を持っている。
ステラ伯爵家は竜の血を引いており、デイモンはほぼ不老不死の存在である。
最初はロザリアを邸に迎え入れることに反対していたが、気づけばロザリアに心を開くようになる。
周囲にロザリアとの関係を反対されればされるほどむきになり、ついにはロザリアを側室にむかえてしまう。
好物はアーティアの作るアップルパイとコロッケ
ロザリア(年齢不詳だが25~30)
ステラ伯爵家の領地にある森で怪我をして倒れている所を、通りかかったアーティアに助けられ手厚い看病を受ける。
記憶喪失であり、行く宛のなかった所をアーティアの好意で伯爵家のメイドとなる。
容姿は極一般的だが豊満な胸をもっている。
天真爛漫な性格であり、その明るく陽気な性格から気難しい一面のあるデイモンともすぐに打ち解ける。
当初はアーティアに感謝していたが、次第にデイモンを愛するようになり正妻であるアーティアを疎ましく思うようになる。